2012年6月13日水曜日
AppleはGoogleにケンカを売ったのか? 今さら……第25回
AppleはGoogleにケンカを売ったのか? 今さら……第25回
今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「ネットMap」
についてお話します。
重要度:★★
難易度:★★
WWDC2012※1関連のニュースで、AppleとGoogleの関係が取り上げられていますが、特に「Maps」にまつわる事では、まるでAppleがGoogleにケンカを売ったような騒ぎに……
元々Appleは地図事業に関して、独自システムの構築を進めていたのですから、極普通の事。
ただ、モバイル版Google Mapsのトラフィックの半分はiOSデバイスからのという事で、まるでユーザーを横取りしたかの様うに報道されているのは、いかがなものかと(読み物としては面白いですが)
ユーザうんぬんはイイとしてですね、今回の「Maps」関連の機能は、何時になったら外国に対応するのでしょうかね。
とても魅力的なコンテンツだとは、思いますが米国内しか対応していない現状では、正直な話、あまり魅力を感じないのですが……
導入が比較的簡単だと思われるのが、リアルタイム渋滞表示の「Traffic View」ですが、これはiPhoneユーザーの動きをGPSで捉えて表示させるシステム。
これなら、確かにすぐに海外でも導入可能でしょうが、今回の目玉ともいえる、「Flyover」はどうなの?
立体鳥瞰3Dマップとでも言えばいいでしょうか。
確かにデモムービーを見ましたが、すごいですよ。
綺麗だしなんとなく、ドキドキしますね。
でも、これ地図ソフトとしては??
地面から離れられない人類にとって、ツアービュアー的な使い方以外に何かあるかな?
しかも、これ外国で制作するためには、それなりに時間がかかりそうなのですが。
では、Googleサイドはどうなのか?
世界地図を持っているGoogleはストリートビューを更に発展させて、建物の中へ侵入しています。
Google Art Projectとして、世界の美術館にカメラを持ち込んで、ストリートビューの延長線として美術館内部の散策と高画質の作品を楽しむ事が出来ます。
日本からも6つの美術館が参加しています。
Google Art Project
http://www.googleartproject.com/ja/
これと、同様の方法で、現在ショッピングモール内の撮影も行なっており、こちらはECサイトと直結した、まさにヴァーチャルショッピングモールを制作中です。
このように、Googleは独自路線で自らが持っているテクノロジーを有効利用して、新しい地図コンテンツを開発しています。
Appleは地図をよりアミューズメント色の強い方向へ。
Googleはより実用的な方向へ
それぞれ向かっています。
素人が観てもその方向性は明らかに違います。しかもGoogleの配信はキャリアやOSを選びません。むしろAppleの方がやっきになって、ユーザーの囲い込みをしている印象が拭えないと感じるのは、私だけなのでしょうかね?
WWDC2012
Worldwide Developer Conference 2012の略称
毎年カリフォルニアにおいて開催されるApple主催のデベロッパー向けイベント。
神奈川県を中心として主に横浜・川崎・東京23区西部の中小企業・個人事業主向けホームページを制作しております。 横浜本田WEB
横浜本田WEB Facebookページ
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