先日、久しぶりにConcrete5での仕事を頂きました。
ただし、少々特殊な作業内容だったので、覚書として記憶の片隅&Concrete5ユーザーの助けになればと思います。
Concrete5のベースURLは、日本サイトでは具体的な使い方は、phpを使った方法しか書いていません。
phpでの記述方法
<?php echo BASE_URL . DIR_REL ?>
この記述方法では、実際のサイト内での使用はほぼ出来ません。
しかし、海外では下記のコマンドが一般的に使われています。
{CCM:BASE_URL}
これを、サイト制作の際にHOMEボタン等のリンクURL等に使うと、便利なので覚えておいて損はありません。
ただし使い方が限定されるので、注意が必要です。
使い方としては、
<a href="{CCM:BASE_URL}">HOME</a>
とすれば、自動的にHOMEへのリンクになります。
httpから始まるドメインを記述しなくて済むだけではなく、ドメイン変更やサーバー移管等の事態が起きても、ソースコードの修正が必要無いので、非常に便利です。
しかし、使い方にコツ?があります。
通常であれば、HTMLブロックを選択して、記述したいところですが、HTMLブロックで記述すると、リンク表示がおかしくなります。
※2012/9/20修正。
HTMLブロックでのバグでは無く、HTMLブロックには、純粋にHTMLしか表示されないようです。
ではどうするか?
記事ブロックで追加してください。記事ブロックでのHTML表示にて、ソースコードを入力すれば、問題無く表示されます。
ベースURLの考え方はCMSを使う上で非常に重要になるので、他のCMSでも可能な限り使う事をおすすめします。
まぁ、サーバー移転はよくある事ですが、ドメイン変更はあまり無い?かもしれません。
しかし、もしもの時に備える事も、web屋の腕の見せ所です。
こういった見えないところで、ちょっとした気遣いを忍ばせておく事が出来るのが、プロだと思いますよ。