2012年8月27日月曜日

SEOってなんですか? その3 今さら… 第43回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「外部SEOと言う考え方」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:?


SEOにおける「外部要因」とは、
他サイトからのリンク
になります。

単純に自分のサイト以外からのリンクで良いという事ではなく、ここにもアルゴリズムが関与します。

では何故他サイトからのリンクがSEOに関与するのか?について説明します。

初回にもお話したかと思いますが、通常他サイトに対してリンクを貼るという作業は、リンク先のサイトの内容が、自分のサイトページに何らかの形で関係があり、尚且つ「読んでもらいたいから」と言った動機で行われる事が多いわけです。
つまり、言いかえればリンク先のサイトを「信頼」あるいは「評価」していると言ったニュアンスになります。より多くのサイトからリンクをもらう事で、そのサイトの評価を上げる事につながると言うモノです。

ただし、どんなサイトからでのリンクでも良いという訳にはいきません。
無論リンクが全く無い状態よりは、どんなサイトもであった方が良いのですが、SEOの順位を上げる為には、幾つかの条件があります。

1.同業種からのリンク
同業種からのリンクは、そのサイトページが「同業者から認められた」という事になりSEOとしては非常に有効です。

2.ページランク上位からのリンク
Googleでは、サイトページに対して独自の評価基準における、ページランクというシステムを導入しています。
ページランクは5段階に分かれており、最も上がページランク5になります。
最初はページランク0からスタートして、SEOが進につれてページランクが上がります、
つまり、自分のページランクより上位のサイトからリンクをもらえると、「信用あるページからのリンク」と言う事でSEOの評価が上がります。

大雑把に説明すれば、上記の2点の内容でリンクをもらえれば、それなりにSEOの順位は上がります。が、単純にリンクを貰うだけでは、ダメでリンクの貰い方(種類)によって、同じページからのリンクでもアルゴリズムの評価が変わります。

実は、このリンクはその方法次第で、評価を大きく変えてしまう両刃の剣でもあるので、注意が必要です。
それでは、どんなリンク方法がSEOの評価につながるのかを説明します。


被リンク(バックリンク)
被リンクとは、相手ページに対して、一方的にリンクを設定する事を言います。
解りやすく言えば、ブログ等で参考資料的なページをリンクとして登録する。といった様な、リンクの貼りかたです。
つまり、自分のサイトページに対して、他者から一方的にリンクを貰う事を言います。

被リンクは、自分からリンクをお願いしたモノではない「自発的なリンク」として、評価されます。
つまり、サイト運営側からは干渉できないリンクなので、評価として高いモノになります。
また、被リンクについては、先ほどの「同業者からの~」という縛りはあまりなく、比較的緩い設定になっています。
(サイト運営側からアプローチ出来ないので、このあたりは緩いようです)
むしろ、この被リンクについては、色々なサイトからリンクを貰う方が良い結果が出たりするようです。


有料ディレクトリからの被リンク
Yahooを代表とする、有料登録型のサイトから貰う被リンクはそれなりの効果があります。
ただし、既に通常の被リンクが1000を超える様なサイトの場合は、実感としてはあまり無いでしょう。
オープンしたばかりのサイトや多少お金がある場合などは、検討の価値はあります。


相互リンク
SEOの評価としては、かなり落ちますが、まだまだ使える手法です。
ここで、先ほどの「同業種」からのリンクが効いてきます。
また同業種ではなくとも、ページランクの高いサイトからのリンクはかなり有効ですので、ページランクの高いサイトからの相互リンクを積極的に探すと言うのも、方法としてはありです。


無料ブログからのリンク
無料のブログをサテライトブログ※として運営している場合は、ある程度の条件を満たすと、特にGoogleにおいて効果を発揮します。

「定期更新」と「記事のボリューム」の2点を満たせば、それなりの効果が見込めます。
記事は、出来れば毎日更新して、記事の数を50記事まで目指します。内容はテキストで最低でも500文字以上は欲しいです。記事数が目標を越えれば、週一回程度の更新でもいいでしょう。
その時に、サイトに対するリンクは、出来れば本文内に入れるのがベストです。


大体、リンクに関しては上記のようになっています。

ここで一つ、注意が必要です、
SEO業者で、リンクを1000社します。などと謳っている業者がありますが、もし契約しようと思っておられるならご注意ください。Googleでは、そう言ったリンク業者からのリンクをサイト評価として認めない場合があります。

内的要因も重要ですが、外的要因もSEOには欠かせません。
内的要因がサイトの健全性、外的要因がサイトの信頼性、という評価基準であると思って頂ければ、解りやすいかと思います。

SEOについては、アルゴリズムが常に変化しますが、それは評価の中身が変わるという事ではなく、基本的な評価基準に付加されると言った方がわかりやすかもしれません。

基本はあくまで、「サイトの健全性と信頼性」と言う処に辿りつくのですから。




サテライトブログ※
サテライトブログとは、その名の通り、本サイトの衛星(サテライト)的ブログとなります。
本サイトに対して、被リンクを設定する為に作られる場合が多いのですが、色々と運営の問題も有ります。
かく言う当ブログも、サテライトブログですが(笑




SEOってなんですか? その1 今さら……第41回


SEOってなんですか? その2 今さら……第42回


SEOってなんですか? その3 今さら……第43回


SEOってなんですか? その4 今さら……第44回




2012年8月24日金曜日

SEOってなんですか? その2 今さら……第42回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「内部SEOと言う考え方」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:?


前回はSEOについての、基本的な考え方をお話しました。

で、今回はより具体的なお話をします。
前回も少し触れましたが、SEOには「内的要因」「外的要因」があります。

今回は「内的要因」についてお話します。

 そもそもSEOの判断基準は何か?
サイト内に記述されている情報が、検索キーワードに対して、正しいかどうか?
とうい事が、最も重要視されます。と前回言いました。

つまり、サイト内に検索キーワードが存在していなければ、検索対象にはならないのです。

 では、そのアルゴリズムの中身はどうなっているのか?
これは、SEOを生業にしている業者ですら知らないし、Googleの一般社員ですら知らないトップシークレットです。
しかし、ヒントは提供されているので、それを基に日々トライ&エラーを試すと言う事になります。

前回も書きましたが、要はそのサイトページが信用に足るページかどうか?という事に尽きる事です。
では、どうしたらいいのか?

それはW3C※に準拠した書式で、所定のHTMLタグにキーワードを入れる。

たったこれだけです。非常に簡単です。

所定のHTMLタグとは
1.ページタイトル<title>検索キーワード</title>
2.見出しタグ<h1>検索キーワード</h1>他に言わゆる<h>タグ言われているタグ。
3.本文 <p>タグ内
4.リンク<a>タグ内

最低でも、この四種類のタグにキーワードを入れれば、内部SEOとしては他にすることはありません。
あえて、あげれば本文中に出現する、キーワードの数ぐらいでしょうか。

あまり不自然にキーワードの数を増やすと、スパムページ※として、検索対象から外される可能性がでてくるので、注意が必要です。

本当に、こでだけでいいか?と思われる方もいると思いますが、検索キーワードに対してのサイトページの整合性という事を考えると、これで十分です。

もちろん、もっと色々な事が可能だとは思いますが、出来るだけ単純にした方が、不正が行われにくくなります。単純にすればするほど、他からの介在による不特定因子の排除が簡単になるからです。

元々、これらの事を判断するのは、検索アルゴリズムと言うプログラムです。
プログラムには曖昧な部分はありません。あるのは決められた判断基準に対してのYes or No しか無いのですから、判断基準に無いモノは、All or Nothing なのです。

これなら、判断基準は少ないに越した事はありません。決められた事以外は、全て無しなのですから。

さて、それでは先ほどの項目を解説します。

まず、タイトルタグ。
これは、ページ名称ですからこの中に、キーワードが入っていれば、当然内部にもこのキーワードが適用されているはず。
という推測が出来ます。
もし、ページ名と中身が違っていたら……アルゴリズム的には、表示順位を落とさざるをえないでしょうね。
ある意味、この行為はスパムと認識されるギリギリの行為なのです注意が必要です。


次に、見出しタグ。
ページを開いたときに通常見出しと言うのは、最初の方に目立つ形で表示されるはずです。(一般論として)
つまり、ページ名で使われているキーワードが、見出しという解りやすい形で表示されていることになります。
見出しであると言う事は、このページにおける重要な文章であるはずとアルゴリズムは判断します。
まに<h>タグを使わずに、<fontsize>で文字の大きさを変えている見出しを見ますが、これは全く無意味で、アルゴリズム的には、【タダの大きな文字】としか認識されません。ですからキーワードになりそうなモノは、ある程度必ず<h>タグを使って表示をするようにしましょう。


本文
ここまで来て、本文にキーワードが入っていない……とうい事は無いと思いまので、そのまま話をすすめます。
本文にもキーワードが含まれていて当然ですが、文章全体の文字数に対して、適正量の出現率という考えかたが、アルゴリズムにはあります。
これは、昔不当に連続したキーワードで、上位表示されていた経験からの物です。

まぁ、普通に文章を書いていればそれほど気にする内容ではありませんが。

キーワードリンク
前回の話もで、リンクと言うモノが重要である。と言うお話をしました。
あのときは、あくまで外部リンクでした。しかしサイト内リンクでも、アルゴリズムは【重要な語句】として判断します。
特に画像よるボタンリンクではなく、テキストリンクは重要で、サイト内と言えどもおろそかに出来ません。
キーワードリンクがあるページと無いページでは、重要度の判断が全く違ってくるので、可能な限りリンクを作るようにします。

色々と書きましたが、実は非常に簡単な理屈で評価されています。
つまり、
タイトル→見出し→本文 
そして、検索キーワードのテキストリンクがあるか否か。
と言う順番にページを評価してます。
この流れが滞り無く流れれば、内部SEOとしてはひとまず及第点です。

つまり、アルゴリズムが評価するのは、検索キーワードに対して「誠実かどうか」ということになります。

これが出来れば、SEO対策の半分ぐらい?は完了です。
残りの半分は「外部要因」となり、これは自力ではあまり出来ない、少々厄介な物になります。

と言う事で、今回はここまで。
次回は「外部要因」についてお話します。



W3C
World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)は、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体。略称はW3C(ダブリュースリーシー)。  出典:Wikipedia w3c


スパムページ
検索エンジンスパム(けんさくエンジンスパム、英:spamdexing)とは、Google検索やYahoo! 検索等の検索エンジンで自身のウェブサイトが検索結果の上位に表示させるように、何らかの仕掛けをすること、および施されたウェブページをいう。こと検索エンジンから所定サイトへ、不適切に誘導されたケースにおいてこのように表現される。 出典:Wikipedia 検索エンジンスパム


2012年8月23日木曜日

SEOってなんですか? その1 今さら……第41回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「SEO(サーチエンジン最適化)」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:?


今回を含めて、複数回の予定をしております。
また、具体的なSEOテクニックと言う事ではなく「SEOの概論」的なお話にしようと思っています。

もちろん掲載途中で仕様変更が入るかもしれません(この業界では、仕様変更は当たり前なので)
SEOの概論と言うと難しく聞こえますが、要するに「SEOと言うシステムが目指している先」とでも言いましょうか。
つまり、SEO対策として行なわれる内容についての具体的なお話。をしたいと思います。

ぶっちゃけた話
「技術論抜きで、SEOの手法を説明しよう」
というお話です。

小難しいテクニックや専門用語は出来るだけ無くしたいと思いますが、出来てきた時は補足するので、宜しくお願いします。

前置きはこんなモノで。

そもそも、SEOとはどんなモノだか、ご存じでしょうか?

多くの方が
「サーチエンジンのでの検索上位表示の為のモノ」
と思っておられるようですが……  間違いではありませんが、正解でもありません。

SEOとは
「検索アルゴリズムに理解されやすい、内容のサイトに変更する作業」

「リンク等による、アルゴリズム評価の為の外部要因作り」
の2種類になります。
では、その検索アルゴリズム※とは何ぞや?と言う事ですが、端的に説明すると、

「特定の検索キーワードの含まれる、WEBページを表示しなさい」
と言うモノです。もう少し具体的に言えば、

「特定の検索キーワードが本文中に適度の文章量で入っていて、尚かつその文章の内容が検索キーワードに対して正しい文章であり、その検索キーワードが、他サイトから評価(リンク)されている」

という事になります。
解りにくいかな?少し整理しましょう。

まず、【検索キーワード】と言う、絶対的存在があります。
この検索キーワードが無ければ、検索のしようも無いので当り前ですね。

次に、
【検索キーワードが本文中に適度の文章量で入っている】
これは、WEBページ内の本文(タイトルや見出し含む)に検索キーワードが複数含まれる事を意味します。
その昔、特定の検索キーワードだけを羅列する事で、検索順位をあげる行為があった為の対応です。

次に、
【文章の内容が、検索キーワードに対して正しい文章になっているか】
これも前出の項目と同じで、ページと関係ないキーワードで、順位をあげない対応です。

最後に、
【検索キーワードが、他サイトから評価(リンク)されているか】
これは、内的(サイト内)の評価(文章の内容や、構成ではなく)外的要因からのサイト評価を示したモノです。

他のサイトからリンクをもらうと言う行為は、そのサイトが【リンクに値する】解りやすく言えば【他の人にも見て貰いたい】または【友人等に紹介してもよい】という判断で、リンクを設定する場合が殆どだと思います。
つまり、リンクを設定すると言う行為は
「そのサイトは信用に値する」
という判断が出来ます。

これを見ると、検索アルゴリズムが求めている事がよく解ります。

つまり、
「検索キーワードに対して、正しい文章内容(構成)と、外部からの信頼」
と言う事に集約されます。要するに、検索キーワードに対して、最適と思われるWEBページを上記の方法で探し出せ。
という事です。

逆にいえば、上記以外の方法ではWEBページを評価しないという事にもなります。

非常に大雑把ではありますが、これがSEOの根底となる考え方です。
この考え方は、1990年代には一部のサーチエンジンで考えられていた事で、その後幾つかの改編があり、現在の形に落ちつきました。

現在のこの考え方は、ほぼ完成型で今後全く新しいアルゴリズム、またはWEBの評価形式が開発されない限り、継続される考え方です。

別段特殊な方法は用いずにごく当たり前の手法で評価しています。もちろん技術的なテクニックと言うもは必要ですが、この基本的な考え方さえ間違っていなければ、サーチエンジンはサイトに対して適正な評価を下します。

SEOがやっている事を、大体ご理解して頂けたでしょうか。SEOなどと言う横文字を使うと、何かとても難しい事をしている様に聞こえますが、非常にシンプルで解りやすい事だと思いませんか?


今回は、この辺で終わりにします。
次回は、その評価システムについて、少々技術的な内容も含めて、ご説明します。



検索アルゴリズム
つまり、検索する為の、評価手順とでも言いましょうか。特定の算定方式を用いて、任意の情報(答え)を導きだすモノです。
このアルゴリズムが全ての基準になります。



SEOってなんですか? その1 今さら……第41回


SEOってなんですか? その2 今さら……第42回






2012年8月21日火曜日

書籍は基本中の基本です。


初心者WEBデザイン?
【技術参考書】について

現在、インターネットを使えばほぼどんな事でも、無料で調べる事が出来ます。 しかし、それはあくまで、形に残らないデジタルなモノ。

ページをプリントアウトすれば、それはアナログな資料として、役には立ちますが基本的にバラバラな情報なので、他の情報との互換が取れない事が多く、その為にまた検索(調べる)を繰り返す事になります。

インターネットは、調べる事に関しては、非常に便利なツールですが、その情報が体系化されていない場合が多い為に、バラバラの情報でしか取得できない状態です。

では、そうした情報検索を繰り返さない方法は無いのか?というと。あります。非常にアナログな手段で、しかも効率的。
そう、書籍です。紙媒体の「本」です。

そもそも書籍、特に技術参考書は、それ一冊である程度の知識(情報)をカバー出来る内容が網羅されています。
しかも、ネットのように変化しない情報として存在します。また、その情報の価値は著者あるいは出版社が責任を持ち「確かな情報」としてその内容が保証されています。

ネットユーザーが片手間に書いた不確定な情報ではないと言う事です。
(全てのネット情報がそうではありませんので、ご了承ください)

それでは、どういった書籍を購入すれば良いのか?
まず、最低限2種類を購入してください。
一種類はHowTo系のもの、もう一種類は辞典またはリファレンス系の物を、購入してください。

購入するさいの目安と言うか基準ですが、
私はAmazonのカスタマーレビューを参考にしています。

技術書のカスタマーレビューはかなり詳しく書いてある事が多いので、役に立ちます。

個人的には、「一週間で~出来る」や「10日間で~出来る」などのHowTo系は、お勧めですね。
一日で出来る量を決めてあるので、作業もしやすいですし、基本的に「初心者」を対象とした本なので、最初から体系的に学ぶことができるからです。

また、このての書籍の場合、「自分でソースコードを打ち込む」という行為が必要になります。
これが非常に重要で、オーサリングソフトを使わずに、単なるテキストエディタでのソース打ちは、WEB制作をする上で非常に重要な行為なのです。

逆にいえば、HTMLの知識も持たずに、オーサリングソフトを使ったところで、宝の持ち腐れと言ったところです。
参考書のまる写しとは言え、自分の手で打ち込んだソースコードは、知識として理解しやすいですし、打ち込む事で考える事が出来るので、とても重要です。

最初は、戸惑う事も有るかもしれませんが、まず書籍を購入して、実践する事が重要です。
非常にアナログな手法ですが、この方法がサイト制作における基本となるので、がんばってください。




2012年8月9日木曜日

ファイル拡張子は表示していますか?


初心者WEBデザイン?
【ファイル拡張子】について

ファイル拡張子はweb制作でとても重要です。

そこで、貴方に質問です。
貴方のパソコンの設定は、ファイル拡張子を表示する設定になっていますか?

表示する設定になっている方は、GOODです。
もし表示されない(一般的な拡張子は表示しない)設定になっているようならば、設定を変更して、全てのファイル拡張子を表示する設定にしましょう。

表示させる方法については、

各OS名 ファイル拡張子 表示

と言ったキーワードで検索すれば、出てきますので各自参照してください。

さて、何故ファイル拡張子が重要なのか?と言うと、webに限った事ではないのですが、基本的にリンクを作る際に、ファイル名が必要になりますが、このファイル名と言うのが、拡張子込みの名前だと言う事です。

web制作の基本として、リンクは切っても切り離せんません。
というか、リンク無しではwebサイトは成立しないと言ってもいいでしょう。

いや言い切ります。「リンク無しでは無理だから!」

と言う事で、絶対にリンク無しでは作れないwebサイト。
拡張子の表示が何故重要か?

例えば、拡張子を表示していない場合、
abc.jpgabc.gifはPC上では同じ「abc」と言う表示しかされていません。

え?アイコン表示が違うから大丈夫?

確かに、jpgとgifではアイコンの表示は違います。しかし、webサイト制作では拡張子までがファイルの名前なのです。
先ほどから言っている、リンクでは拡張子込みでないと、リンクの機能をしません。
つまり、使われている拡張子が不明では、リンクが出来ないと言う事になります。また、先ほどのように、「同じ名前のファイル」の場合、どちらにリンクすればよいのか、すぐに判断できない場合もあります。

まぁ、ファイルがわかっていれば、リンクの心配もいらいないのですが、もしリンク切れ等が起きた場合に、拡張子が不明だと対応に手間取る事が予想されます。

そう言った、不具合対策も含めて、拡張子に慣れておく事が重要です。
また、アイコンの表示ではなく、ファイル名での表示に慣れておく事も重要です。

web制作では、FTPというソフト用います。このソフトは基本的にファイル名を並べるだけの機能しかありません。
普段アイコン表示に慣れている人には、非常に見づらい表示だと思います。
しかし、web制作ではむしろこういったファイル名のみの表示と言う作業状況がしばしばあります。
そう言った状況に慣れる為にも、アイコン表示からファイル名表示に慣れておく事をお勧めします。




2012年8月7日火曜日

Modx Dittoのfilterで50音別にリスト分け【表示スニペット】

Modx Dittoのfilterで50音別にリスト分け

店舗名称や商品名称など、意外と50音順に並べ替えてみたい事が、時々あります。

今回は、Dittoのfilter機能を使って、50音順にリスト化するスニペットを作ります。

基本スニペット

[!Ditto? &parents=`指定id` &tpl=`指定テンプレート` &showInMenuOnly=`1`  &filter=`ふりがな,あ,6|ふりがな,か,5` &orderBy=`ふりがな ASC`!]

解説
parents
親ドキュメントの指定

tpl
表示テンプレートの指定

showInMenuOnly
メニュー表示がされているモノのみ選択。

filter
テンプレート変数:ふりがなの、【あ】という言葉以上を選び、or ふりがなの【か】までを取得しなさい。

orderBy
取得たデータのテンプレート変数:ふりがなを、【あ】から順番に表示しなさい。

filterパラメーターの書き方の詳細は、下記参照でお願いします。
http://www.modx.liolion.net/resource/ditto2.html

説明
指定した親ID以下のリソースページの【ふりがな】というテンプレート変数に入力された、テキストを抜き出し、そのテキストを、あ~おの順番に並べ変えて、表示しなさい。
と言った内容です。

このスニペットのキモは、やはりfilterパラメーターの扱いです。

今回の設定で言えば、【あ】よりも大きい。つまり50音で言う【あ】以降の文字全てを選びなさい。という条件付けがされています。しかし、このままでは50音全ての文字が取得されてしまうので、どこかで取得を止めなければなりません。そこでもう一つのパラメーターを設定します。

filterパラメーターは、複数条件の指定が出来ます。各条件の関連はORです。
通常で考えれば「AまたはB」という考え方になりますが、入力設定のmodeで抽出条件の設定を変えることで、取得を止めます。

今回は、【あ行】の取得が目的ですので、【お】までの文字列を取得できれば良いですから、下記のようなパラメーターを設定します。

【ふりがな,か,5】

これは、【ふりがな】から【か】以下※の文字を取得しなさい。となります。

つまり、「あ~お」までの値を抜き出した事になります。

これで、あ行の取得設定が出来たことになります。
同様のやり方で、か行以降のスニペットを作れば、50音全ての取得設定が可能です。

さて、カンの良い人はお気づきかと思いますが、この条件だと50音にしか対応していません。つまりアルファベットや数字には対応していない状態です。

アルファベットや数字の場合も同様のスニペット設定で取得が可能ですので、アルファベット用や数字用といったスニペットを用意すれば、それぞれのリスト制作が可能です。

今回あらためて、Dittoの強力なデータ抽出を実感しましたが、奥が深いというよりも、色々と実験してみて、初めて判ることがまだまだあるなぁと感心しました。と同時に、MODxは本当に「決まった型のない、カスタマイズ思考の強いCMS」だとあらためて思いました。



本来はあ行であれば、あ~おなので、取得終了は【お】で良いのでは?と思われがちですが、
【お】で終了設定をすると、【お】が含まれない状態になるので、一つ先の【か】までを取得条件としています。





2012年8月2日木曜日

PCを快適に使うために 今さら……第40回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「デスク クリーンアップ」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:★

パソコンを快適に使うために、定期的なメンテナンスは必要不可欠ですが、意外と面倒だったり時間がかかったりして、おろそかにしていませんか?特にハードディスク容量の逼迫は、マシントラブルの元です、空き容量が少ないとOSが不安定になりやすくなります。いったん不安定になったOSを修復するのは、結構大変です。

パソコンは機械ですから、調子が悪くなっても自己修復はしてくれません。多少面倒でもある程度定期的にメンテナンスをする事が、トラブル防止の上で必要です。そこで比較的簡単に行える、メンテンスをご紹介します。

1.メールの削除
パソコンを使っていて、メールを使用しない人は多分いませんよね?
メールは日々蓄積されるデータです。
毎日メールの整理が出来れば理想ですが、そうもいきません。
そこで最低月1回、メールソフト内のメールを整理しましょう。

このメールの整理で、それなりにハードディスクの容量に空きが出ます。
1通のメールそのものは済少ない容量でも、蓄積されればそれなりの容量になりますから、不要なメールは削除しましょう。

一番いいのは、その場で不要なメールは削除する習慣を付けることです。
特にスパムメールはその場で削除する事で、ウィルス等への感染も防げます。



2.ディスク クリーンアップ
これは、使用していない古いファイルを圧縮して、ハードデスクの空き容量を確保します。

パソコンには様々な形でデータが存在します。特に不可視ファイルと呼ばれる類のファイルは多数存在していて、我々の見えないところでデータとして存在します。
そう言ったファイルは、通常の削除作業が出来ません。

例えば、ごみ箱から削除したファイルを復活させるソフトがあります。そのソフトは、どうやってファイルを復活させるのでしょうか?削除されたはずのファイルが復活する?
そのからくりは完全に削除されていないからです。

つまり、見た目上は削除されましたが、別の形でまだ残っているのです
復活ソフトの多くは、その残っているデータを元に戻すだけです。

その他にも、パソコンを快適に使うために多数の不可視ファイルを使用します。そう言ったファイルで、使用していないモノをを選び出し、削除する事が、ディスク クリーンアップになります。

作業は簡単です。

Windows XP
[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール] の順にポイントします。次に、[ディスク クリーンアップ]を選択します。


Windows Vista Windows7
アクセサリのシステムツールにあるディスク クリーンアップをクリックすると、PC上の不要なファイルを削除するツールが起動します。


ディスク クリーンアップを定期的に行う事で、常に空き容量が確保されます。また定期的に行うメリットとして、ディスク クリーンアップの時間短縮と言う恩恵があります。
これは定期的に行う事で、圧縮するファイルの数を少なくする事が出来るからです。不具合が出始めてからのディスク クリーンアップは非常に時間がかかりますから、できるだけこまめにディスク クリーンアップをするようにしましょう。

また、ディスク クリーンアップをすることで、パソコンを立ち上げた時に、高速起動が可能になります。これは起動時に読み込む不要ファイルが減る事で高速の起動が出来るようになるものです。

いずれにしても、最低でも3カ月に1回ぐらいは、パソコンのメンテナンスをする習慣をつけましょう。




2012年8月1日水曜日

ブラウザーの検索方法 今さら……第39回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「ブラウザーの検索テクニック」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:★



仕事柄、サーチエンジンでの検索は頻繁に行いますが、一般の方は検索テクニックを意外とご存じないようなので、検索テクニックについてのお話です。

通常、検索を行う際に複数の検索キーワードを入れて、検索する、いわゆるand検索とor検索と言うモノはご存知の方もいるかと思いますが、その他にもちょっと使える検索テクニックをご紹介します。


and検索
入力方法:●● ××
●●と××の間にスペース(全角でも半角でも可)を入れることで、複数のキーワードが入ったサイトページを検索します。このキーワードを増やすこと(3つから4つのキーワード)で、より探している目的に近いサイトページが見つかりやすくなります。

or検索
入力方法:●● or ××
●●もしくは××のキーワードが入ったサイトページを検索します。
入力時に必ずorの前後にスペースを入れてください。スペースを入れないと「●●or××」という一つのキーワードでの検索になってしまうので、注意してください。

not検索
入力方法:●● -××
ベースになるキーワードから、否定するキーワード文を指定することで、検索結果を具体的に絞り込むことが出来ます。
否定(除外)するキーワードの前に-(マイナス)を入れます。-は半角です。
例えば、プロ野球の情報で、巨人以外の情報が欲しい場合、「プロ野球 -巨人」とすれば、プロ野球という検索結果の中から、巨人と言うキーワードが入ったページを除外した検索結果が表示されます。

そのほか単語だけではなく、単語+接続詞や、より具体的な文章などを入力すると、検索結果の精度が上がります。

また、少し特殊ですが下記のような検索もできます。

「intitle:○○」:ページタイトルに○○が含まれる
「inurl:○○」:urlに○○が含まれる

などの検索方法もあります。

サーチエンジンによっては、特殊な検索方法もあるので、検索のスピードUPを考えているのであれば、どのような検索方法があるのか探してみることも、面白いと思います。



※GoogleおよびYahooにて、上記の検索方法は可能ですが、他のサーチエンジンで上記の検索方法が行えるかについては、検証していませんので、ご了承ください。