2012年8月24日金曜日

SEOってなんですか? その2 今さら……第42回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「内部SEOと言う考え方」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:?


前回はSEOについての、基本的な考え方をお話しました。

で、今回はより具体的なお話をします。
前回も少し触れましたが、SEOには「内的要因」「外的要因」があります。

今回は「内的要因」についてお話します。

 そもそもSEOの判断基準は何か?
サイト内に記述されている情報が、検索キーワードに対して、正しいかどうか?
とうい事が、最も重要視されます。と前回言いました。

つまり、サイト内に検索キーワードが存在していなければ、検索対象にはならないのです。

 では、そのアルゴリズムの中身はどうなっているのか?
これは、SEOを生業にしている業者ですら知らないし、Googleの一般社員ですら知らないトップシークレットです。
しかし、ヒントは提供されているので、それを基に日々トライ&エラーを試すと言う事になります。

前回も書きましたが、要はそのサイトページが信用に足るページかどうか?という事に尽きる事です。
では、どうしたらいいのか?

それはW3C※に準拠した書式で、所定のHTMLタグにキーワードを入れる。

たったこれだけです。非常に簡単です。

所定のHTMLタグとは
1.ページタイトル<title>検索キーワード</title>
2.見出しタグ<h1>検索キーワード</h1>他に言わゆる<h>タグ言われているタグ。
3.本文 <p>タグ内
4.リンク<a>タグ内

最低でも、この四種類のタグにキーワードを入れれば、内部SEOとしては他にすることはありません。
あえて、あげれば本文中に出現する、キーワードの数ぐらいでしょうか。

あまり不自然にキーワードの数を増やすと、スパムページ※として、検索対象から外される可能性がでてくるので、注意が必要です。

本当に、こでだけでいいか?と思われる方もいると思いますが、検索キーワードに対してのサイトページの整合性という事を考えると、これで十分です。

もちろん、もっと色々な事が可能だとは思いますが、出来るだけ単純にした方が、不正が行われにくくなります。単純にすればするほど、他からの介在による不特定因子の排除が簡単になるからです。

元々、これらの事を判断するのは、検索アルゴリズムと言うプログラムです。
プログラムには曖昧な部分はありません。あるのは決められた判断基準に対してのYes or No しか無いのですから、判断基準に無いモノは、All or Nothing なのです。

これなら、判断基準は少ないに越した事はありません。決められた事以外は、全て無しなのですから。

さて、それでは先ほどの項目を解説します。

まず、タイトルタグ。
これは、ページ名称ですからこの中に、キーワードが入っていれば、当然内部にもこのキーワードが適用されているはず。
という推測が出来ます。
もし、ページ名と中身が違っていたら……アルゴリズム的には、表示順位を落とさざるをえないでしょうね。
ある意味、この行為はスパムと認識されるギリギリの行為なのです注意が必要です。


次に、見出しタグ。
ページを開いたときに通常見出しと言うのは、最初の方に目立つ形で表示されるはずです。(一般論として)
つまり、ページ名で使われているキーワードが、見出しという解りやすい形で表示されていることになります。
見出しであると言う事は、このページにおける重要な文章であるはずとアルゴリズムは判断します。
まに<h>タグを使わずに、<fontsize>で文字の大きさを変えている見出しを見ますが、これは全く無意味で、アルゴリズム的には、【タダの大きな文字】としか認識されません。ですからキーワードになりそうなモノは、ある程度必ず<h>タグを使って表示をするようにしましょう。


本文
ここまで来て、本文にキーワードが入っていない……とうい事は無いと思いまので、そのまま話をすすめます。
本文にもキーワードが含まれていて当然ですが、文章全体の文字数に対して、適正量の出現率という考えかたが、アルゴリズムにはあります。
これは、昔不当に連続したキーワードで、上位表示されていた経験からの物です。

まぁ、普通に文章を書いていればそれほど気にする内容ではありませんが。

キーワードリンク
前回の話もで、リンクと言うモノが重要である。と言うお話をしました。
あのときは、あくまで外部リンクでした。しかしサイト内リンクでも、アルゴリズムは【重要な語句】として判断します。
特に画像よるボタンリンクではなく、テキストリンクは重要で、サイト内と言えどもおろそかに出来ません。
キーワードリンクがあるページと無いページでは、重要度の判断が全く違ってくるので、可能な限りリンクを作るようにします。

色々と書きましたが、実は非常に簡単な理屈で評価されています。
つまり、
タイトル→見出し→本文 
そして、検索キーワードのテキストリンクがあるか否か。
と言う順番にページを評価してます。
この流れが滞り無く流れれば、内部SEOとしてはひとまず及第点です。

つまり、アルゴリズムが評価するのは、検索キーワードに対して「誠実かどうか」ということになります。

これが出来れば、SEO対策の半分ぐらい?は完了です。
残りの半分は「外部要因」となり、これは自力ではあまり出来ない、少々厄介な物になります。

と言う事で、今回はここまで。
次回は「外部要因」についてお話します。



W3C
World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)は、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体。略称はW3C(ダブリュースリーシー)。  出典:Wikipedia w3c


スパムページ
検索エンジンスパム(けんさくエンジンスパム、英:spamdexing)とは、Google検索やYahoo! 検索等の検索エンジンで自身のウェブサイトが検索結果の上位に表示させるように、何らかの仕掛けをすること、および施されたウェブページをいう。こと検索エンジンから所定サイトへ、不適切に誘導されたケースにおいてこのように表現される。 出典:Wikipedia 検索エンジンスパム



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2 件のコメント:

  1. SEOのヒントをお寄せいただきありがとうございます

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    1. 参考になれば幸いですが、ご存知かと思いますが、昨年来Googleが行なっているアップデート(ペンギン・パンダ等)により、従来のSEO方式(リンク重視)が大きく崩れています。

      これからのSEOはコンテンツ内部の整理と、文章の最適化が重視される事は間違いないでしょうから。しっかりとしたコンテンツを作っていれば、アップデートに左右されないかと思います。

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