今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「SEO(サーチエンジン最適化)」
についてお話します。
重要度:★★★★★
難易度:?
今回を含めて、複数回の予定をしております。
また、具体的なSEOテクニックと言う事ではなく「SEOの概論」的なお話にしようと思っています。
もちろん掲載途中で仕様変更が入るかもしれません(この業界では、仕様変更は当たり前なので)
SEOの概論と言うと難しく聞こえますが、要するに「SEOと言うシステムが目指している先」とでも言いましょうか。
つまり、SEO対策として行なわれる内容についての具体的なお話。をしたいと思います。
ぶっちゃけた話
「技術論抜きで、SEOの手法を説明しよう」
というお話です。
小難しいテクニックや専門用語は出来るだけ無くしたいと思いますが、出来てきた時は補足するので、宜しくお願いします。
前置きはこんなモノで。
そもそも、SEOとはどんなモノだか、ご存じでしょうか?
多くの方が
「サーチエンジンのでの検索上位表示の為のモノ」
と思っておられるようですが…… 間違いではありませんが、正解でもありません。
SEOとは
「検索アルゴリズムに理解されやすい、内容のサイトに変更する作業」
と
「リンク等による、アルゴリズム評価の為の外部要因作り」
の2種類になります。
では、その検索アルゴリズム※とは何ぞや?と言う事ですが、端的に説明すると、
「特定の検索キーワードの含まれる、WEBページを表示しなさい」
と言うモノです。もう少し具体的に言えば、
「特定の検索キーワードが本文中に適度の文章量で入っていて、尚かつその文章の内容が検索キーワードに対して正しい文章であり、その検索キーワードが、他サイトから評価(リンク)されている」
という事になります。
解りにくいかな?少し整理しましょう。
まず、【検索キーワード】と言う、絶対的存在があります。
この検索キーワードが無ければ、検索のしようも無いので当り前ですね。
次に、
【検索キーワードが本文中に適度の文章量で入っている】
これは、WEBページ内の本文(タイトルや見出し含む)に検索キーワードが複数含まれる事を意味します。
その昔、特定の検索キーワードだけを羅列する事で、検索順位をあげる行為があった為の対応です。
次に、
【文章の内容が、検索キーワードに対して正しい文章になっているか】
これも前出の項目と同じで、ページと関係ないキーワードで、順位をあげない対応です。
最後に、
【検索キーワードが、他サイトから評価(リンク)されているか】
これは、内的(サイト内)の評価(文章の内容や、構成ではなく)外的要因からのサイト評価を示したモノです。
他のサイトからリンクをもらうと言う行為は、そのサイトが【リンクに値する】解りやすく言えば【他の人にも見て貰いたい】または【友人等に紹介してもよい】という判断で、リンクを設定する場合が殆どだと思います。
つまり、リンクを設定すると言う行為は
「そのサイトは信用に値する」
という判断が出来ます。
これを見ると、検索アルゴリズムが求めている事がよく解ります。
つまり、
「検索キーワードに対して、正しい文章内容(構成)と、外部からの信頼」
と言う事に集約されます。要するに、検索キーワードに対して、最適と思われるWEBページを上記の方法で探し出せ。
という事です。
逆にいえば、上記以外の方法ではWEBページを評価しないという事にもなります。
非常に大雑把ではありますが、これがSEOの根底となる考え方です。
この考え方は、1990年代には一部のサーチエンジンで考えられていた事で、その後幾つかの改編があり、現在の形に落ちつきました。
現在のこの考え方は、ほぼ完成型で今後全く新しいアルゴリズム、またはWEBの評価形式が開発されない限り、継続される考え方です。
別段特殊な方法は用いずにごく当たり前の手法で評価しています。もちろん技術的なテクニックと言うもは必要ですが、この基本的な考え方さえ間違っていなければ、サーチエンジンはサイトに対して適正な評価を下します。
SEOがやっている事を、大体ご理解して頂けたでしょうか。SEOなどと言う横文字を使うと、何かとても難しい事をしている様に聞こえますが、非常にシンプルで解りやすい事だと思いませんか?
今回は、この辺で終わりにします。
次回は、その評価システムについて、少々技術的な内容も含めて、ご説明します。
検索アルゴリズム
つまり、検索する為の、評価手順とでも言いましょうか。特定の算定方式を用いて、任意の情報(答え)を導きだすモノです。
このアルゴリズムが全ての基準になります。
SEOってなんですか? その1 今さら……第41回
SEOってなんですか? その2 今さら……第42回
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