2012年7月26日木曜日

ターゲットブラウザー について


初心者WEBデザイン?
【ターゲットブラウザー】について

これは、殆どプロの領域なのですが、特定のブラウザーを決めて、そのブラウザーに対して正確に表示される為のサイト制作を行う。つまり、制作の基準となるブラウザーを決める作業の事です。

アマチュアであれば、今使っているブラウザーでの表示が出来れば、とりあえずOK?なのでしょうが、現在のインターネット環境には、複数のブラウザーが存在しており、必ずしも自分(制作者)と同じブラウザーでサイトを閲覧してもらえる訳ではありません。

そこで、閲覧するブラウザーを幾つか決める、つまり「ターゲットとするブラウザーを決定する事」を「ターゲットブラウザー」と言います。

本来は、閲覧される可能性のあるブラウザー全てをターゲットブラウザーとしたいところですが、何しろ、ブラウザーは各ヴァージョンによって、その仕様が変わるので、同じブラウザーでも、ヴァージョン違いで表示が全く変わる事は珍しくはありません。

つまり、全てのブラウザーを網羅する為には、各ブラウザーの全てのヴァージョンを揃えないといけません。
また当然ですが、元になるPCのOSによっても、違いが発生しますので、例えばWinとMacでは同じブラウザーの同じヴァージョンを使っていてもそれは「違うブラウザー」となります。

そう考えると、全てのブラウザーをターゲットとする事は現実的ではない。と言う事が解るかと思います。

では、どうしたら良いのか?
そこで登場するのが【ターゲットブラウザー】という考え方です。つまり特定の方法や、基準を用いて、ブラウザーを選定します。

選定方法で最も多い方法は、ブラウザーシェアによる選定方法です。
これは、インターネットで使われている、各ブラウザーのシェアの多いモノから順に選ぶと言うやり方です。

下の画像は、アクセス解析サービス「StatCounter」(アイルランド)が提供する「StatCounter Global Stats」より日本のブラウザシェアの統計グラフを掲載しています。



これを見て頂ければ、IE(Microsoft Internet Explorer)が最も多いブラウザーである事が解ります。
次点としてFF(Mozilla Firefox)。僅差でCr(Google Chrome)が続きます。

この状況を見る限り、ターゲットブラウザーは、IE・FF・Crなどを選定しておけば、大多数のユーザーがカバー出来るようになります。

この統計は、ブラウザーのヴァージョンは明記していないので、あくまでブラウザーの種類別という大雑把な括りですが、ターゲットブラウザーを選定する目安としては、とりあえず十分だと思います。

別の選定方法もありますが、これは初心者向きでは無いので、またの機会に。

また、先日のモニターサイズと同じで、こちらもブラウザーのトレンド?があるので、1年に一回ぐらいは、ブラウザーシェアの動向は確認しておいた方が良いですね。

いずれにしても、WEBサイトを制作するのであれば、複数のブラウザーで、そのサイトがどのように見えるのかと言う事ぐらいは確認する必要がある。 というお話です。



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