2012年5月28日月曜日

Pinterest(ピンタレスト)って何? 今さら……第13回


Pinterest(ピンタレスト)って何? 今さら……第13回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「Pinterest(ピンタレスト)」についてお話します。

重要度:★★★★
難易度:★★


昨年暮れからアメリカで話題になり、日本でもメディアに取り上げられいる新しいSNSについてのお話です。

どういったものかといいますと、電子版のピンボードになります。

画像を中心とした、交流サイトと言ったところでしょうか。

使い方はいたってシンプルで、WEBで見つけた画像や、自分で撮影した画像をピンボードに貼ります。

興味のあるジャンルやカテゴリー別けが可能なので、複数のボードを作成してどんどん画像を貼っていきます。

この時に、WEBで見つけた画像ついては、元になったサイト(WEBページ)へのリンクが自動的に設定されます。

つまり、画像を自分のボードの貼るだけで、商品の宣伝が自動的に出来てしまう設定になっています。これは、ショップを運営している方にはとても魅力的な機能です。

また、ピンタレストの基本機能として、ツイッターのフォロアーと同じ機能があり、自分の写真がフォロアーにも通知されます、そしてコレがピンタレストの最も特徴的な機能ですが、「リピン」という機能があります。

この「リピン」ですが、フォロアーの画像を気に入った場合、その画像をリピンすることで、自分のボードに貼るりこむ事が出来ます。

想像してください。
自分のボードに貼った画像がフォロアーによって拡散されて行く姿を。

ツイッターでは文字がメインですが、こちらは画像です。
一目でそれが何であるかが判ります。
これほど訴求力のある方法があるでしょうか?

しかもコレはアフェリやステマ※1と違い、無償で広がるネットワークです。
ビジネスに活用しない手はないと思いませんか?

Facebookとの連動も可能で、自分のタイムラインに反映させることが可能です。

ただ、現時点では日本語にローカライズされていないので、画像説明以外はすべて英語です。
また、利用するに当たっての登録が招待制もしくは、ピンタレストに直接申請をしなければならず、利用するのに若干時間が掛かるという事があります。(知人からの招待であれば、すぐに利用可能です)

もし、興味がある方は、フェイスブックから、友達申請して頂ければ、ご招待差し上げますので。
「ピンタレストに招待してください」とメッセージを頂ければ、ご招待いたします。

https://www.facebook.com/kazuhito.honda.5


ピンタレスト関連の動画

Pinterest(ピンタレスト)の日本語解説

Pinterest(ピンタレスト)の使い方 画面の説明編



ステマ※1
ステルスマーケティングの略。
言葉のとおり、宣伝だと思わせないで商品を宣伝する方法。
最近は「食べログ」で有名になりあまり良い意味で使われていませんね。


2012年5月25日金曜日

Facebookは最近……今さら……第12回

Facebookはどこへ行こうとしているのかな? 今さら……第12回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「Facebookの変化」についてお話します。

重要度:
難易度:

今回は、Facebookユーザー以外の方には面白くないお話です。
しかも今日の内容は個人的に思っている事を書こうと思っているので、あまり情報としてはうま味がありませんので、ご了承ください。


昨年から、今年にかけて大幅な仕様変更をしているFacebook。

今度はタイムラインの変更がされるようですね。

今年3月のウェルカムページの廃止。
一部アプリの廃止

など、今までFacebookを利用していた企業の排除?的な行動が目立っています。
まぁ、正直昨年までの企業加熱は少々うんざりぎみではあったので、ある意味においてはいいのかもしれませんが。

運営サイドも加熱した企業ページの扱いには苦慮していたのでは?と思います。

ここ1年で日本国内のFacebook利用者も急激に増え、マーケットとして確実に大きくなっています。
しかし、肥大化する利用者数に対して、企業ページの規制は厳しくなる一方。

株式公開したとはいえ、まだ広告収入で運営費用を捻出しているような状態なのに、企業側には
「広告以外での宣伝は控えてね」
的な動きが非常に目立っています。

ある程度資本のしっかりした企業であれば、広告を打てるぐらいの費用は出せるでしょうが、個人商店レベルでは、月数万円の広告費すらままにならないのが、現状なのにいままで使えていたアプリが使えなくなる…… と言うのは、非常に厳しいと思います。

運営サイドからのアナウンスでは、「原点に還る」的な内容が目立ち、とにかく「コミュニケーションツールとして利用してください」と言うばかり……

今まで無料で使えていた集客ツールを失いどうしたらいいかわからない。
といった個人商店のユーザーの声が聞こえてきそうです。

いずれにせよ、優れたツールであることには代わりはありませんが、登録したユーザーが離れる可能性がある変更は自重していただきたいと思いますが……



2012年5月24日木曜日

日食でずいぶん壊れた様です 今さら……第11回


日食でずいぶん壊れた様です 今さら……第11回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「デジカメの扱い」についてお話します。

重要度:★★★
難易度:★★★

先日の金冠日食で、デジカメを壊した方が続出したとか。


遮光フィルターを使わずに、直接カメラを太陽にむけてCMOS※1を焼いてしまったとか。

意外とみなさん知らないようで、デジカメのCMOSやCDD※2と言った画素センサーは瞬間的に強い光を受けるとセンサーの素子が焼き付いてしまい使えなくなってしまいます。

これ、割と有名な話なのですが、意外と知らないようですね。

下の動画は、有名な動画で、ライブ会場で動画撮影中にレーザー光がカメラを横切った瞬間、センサーが焼けて見事な筋が刻まれてしました。

こうなると、センサーの物理的な損傷なので治す方法はありません。
交換ですね。

デジカメ自体は、価格も下がって、1万円も出せば新しいモノが変えますが、携帯に付いているカメラだと、もう大変です。修理の為にそこそこの出費を覚悟しなくてはいけませんね。

レーザーだけではなく、光量の強いストロボでも同様の事が起こるので、注意が必要です。


laser 5 d mark II sensor KILL




CMOSイメージセンサ
(シーモスイメージセンサ/Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)
現在のデジタル撮影機材の主要センサー部分。
小型、小電力と機材の小型化に貢献したセンサー。
ただし、弱く暗い場所での撮影には弱く不向きとされていたが、最近の技術ではかなり改善されて良くなっている。



CCDイメージセンサ
(シーシーディーイメージセンサ/Charge Coupled Device Image Sensor)
CMOS普及前に使われていた、センサー。
極小の受光素子から光を取り出すシステムで、CMOSの普及で減少している。
しかし、受光システムはCMOSより優れておりCMOSの弱点である暗い場所での撮影などはCCDの方がノイズも無く綺麗である。



2012年5月22日火曜日

スマートフォン選びのポイント? 今さら……第10回

スマートフォン選びのポイント? 今さら……第10回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「スマートフォン選びのポイント?」についてお話します。

重要度:★
難易度:★

私はスマートフォン歴、まだ5カ月なのですが、iPhoneを使っています。
それまでは「ガラケー※1」と呼ばれるフューチャーフォンを使っていました。

最初の時点では、Android端末を購入する予定でいたのですが、情報を調べた結果、最終的にiPhoneにしました。その理由がAndroid端末に対する不満からなのですが、その経緯をお話します。


最初はメーカーの意向で、昨年の夏過ぎから、
「今の携帯、2012年7月で使えなくなるから、新しい携帯に変えてね」
と言われ続けて、半年……

ぼちぼち、新しい携帯に変えようかな?
と思ったのが昨年末。

仕事柄、次はスマホか。
と思っていたので、色々とリサーチをしました。

選択肢は大きく分けて2つ。
Android(アンドロイド)かiPhoneか。

Androidは端末メーカー各社、デザインと機能を競って選択肢も豊富。
画面も大きくて、ぼちぼち目がかすむ年齢なので、表示のデカイ液晶はいいよね。
などと思っていました。

方やiPhone。
iPhone4になってシャープなデザインは結構好みですが、いかんせん画面の小ささが気になる。
ただiPhone4Sの液晶はかなりシャープに表示されるので、画面が小さい割には、はっきりと表示されます。
また、手に持った時の大きさが絶妙。Androidは液晶の巨大化で結構デカイ感じが……

まぁ、デザイン面では好みの問題なので、AndroidとiPhoneどちらが良いか?では決着付かず。
では、環境面ではどうか?

色々と調べると……

Androidって、トラブルだらけ?
  • 怪しいアプリで情報流出?
  • ハング※2しまくりで再起動連発?
  • 基本OSのアッデート不可??
など、なんだか不安な要素ばかりが出てきます。

一方iPhoneも
  • 位置情報を勝手に送信※3
  • バッテリーの持ちが悪い?
  • 防水無し。
まぁ、こちらも似たようなものか??

と思っていたら、iPhoneはOSのアッデートが可能。
どの道、2年の分割で本体タダを狙っていたので、すくなとも2年間まともに使える事が最低条件。

2年の間におそらくOSのアップデートは必ずあるはず。
アップデート出来るiOSなら、長く付き合えそうです。

Androidは残念ながらOSのアッデートは本体製造メーカーに任されいるので、出来るかどうかは、かなり怪しい。
おまけに、バージョンアップについては、事実上不可能※4

長い目で見るとAndroid不利です……
特にOSのアッデートが出来ないのは、かなり痛い。

Android端末を買おうと思っていたのに、それが崩れました。

結局のところiPhone4Sを購入。
現在のところトラブルも特に無く使い勝手も良いので、結構気に入っています。

別にAndroidが嫌いという訳ではなく、私が描いていた理想に対して、iPhoneの方が近かったというだけです。
OSのアップデートがまとも出来ればAndroidを購入していたでしょうね。




ガラケー※1
ガラパゴス携帯の略称。
世界標準では無く日本独自の進化を遂げた為に付けられた名称。

ハング※2
パソコンと同じで機能停止します。
一度電源を切り再起動すれば元に戻りますが、特定のアプリを使うとハングする。という症状が普通に出るそうです。

位置情報を勝手に送信※3
ユーザーの位置情報とタイムスタンプを勝手にサーバーに送信していたと言う問題。

事実上不可能※4
プラットフォームOSのマイナーバージョンアップですら、端末製造メーカーに任せている状態で、完全なバージョンアップつまり、Android2系からAndroid4へのアップデートはまずありえない。と言うこと。






Googleドライブ 今さら……第9回

Googleドライブ 今さら……第9回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回はGoogleドライブについてお話します。

重要度:★★
難易度:★


先月末に公開された「Googleドライブ」を使ってみました。

6回目の「ビジネスに使えるクラウドサービス」でのGoogle Docsのアップグレード版とでも言いましょうか、「Googleが作ったDropbox」というところです。

Dropboxの手軽さと、Google Docsの利便性を兼ね備えた中々使えるサービスです。

実際に使ってみた感想ですが、

意外と使いやすい。

という感想です。
無料登録で5GBまでの容量が使えるので、共有フォルダーとして使う分には十分な容量です。

使い方は、まず専用ソフトをインストール(ブラウザーからのインストールで簡単に終了します)すると、各ユーザーフォルダー直下にGoogle Drive専用のホルダーが用意されます。
(同時にデスクトップにショートカットアイコンも制作)

そのフォルダーにドキュメントファイルを移動すれば、それだけでストレージに移動完了。
ファイルの使い方はまるっきりDropboxと一緒なので、全く違和感がありません。

そしてファイルの編集等は、今までと同じように、ブラウザー上での編集ですから、OSを選ばないところが秀逸ですね。また、編集用に専用のソフトが必要ないので、アプリケーションを購入する必要もないので、このあたりは、Dropboxより優れていると思います。

現状は、WindowsXP~7、MacOS 10.6(Snow Leopard)/10.7(Lion)にそしてAndroidに対応。
iOS(iPhone&iPad)は今後対応となっていいるので、近いうちにアプリが出るでしょうね。

ここまでDropboxと酷似していると、どちらが良いか?という話が出てきそうですが、現状ではどちらが良いとは言えないと思います。
それぞれに良いところ、と悪いところがあり、総合的にみてどちらも発展途上と言うとこです。

ただ、個人的な好みで言えば「Googleドライブ」に軍配でしょうか。
まだiOSに対応していませんが、やはりモバイル上からでも編集出来る機能は捨てがたいですね。

無料の容量もDropboxが2GBですが、Googleドライブは5GBまで使えます。
また、Gmailとの連携も取りやすいので、色々な意味での使い勝手はGoogleドライブの方がいいのでは?と思います。

細かい相違点はそれぞれ有りますが、Googleドライブの方は後発なぶんアップグレードに力を入れるでしょうし、Dropboxも同様にバージョンUPしてくるでしょうから、それぞれ今後に期待と言ったところですね。

2012年5月21日月曜日

CSS3はすごい? 今さら……第8回


CSS3(スタイルシート3)はすごい? 今さら……第8回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「CSS3はすごい?」についてお話します。

重要度:★★★
難易度:★★★

前回、古いブラウザーでのお話で出てきた、HTML5と常にセットで、しかもこれが使えなければ、HTML5は魅力半減?イヤイヤそれ以下?ぐらいのあつかいに……

とにかくCSS3はすごいんです。
CSS3(スタイルシート3)
一般の方には、難しいかもしれませんが、例えるなら……

HTML5 = 花嫁
CSS3 = ウエディングドレス

といったところでしょうか。

つまり、HTML(花嫁)はあくまでベース(基本)としてあり、CSS3(ウエディングドレス)は装飾としての役割を担います。

花嫁がウエディングドレスを着ない事が無いように、現在のサイト制作では切っても切れない関係で、しかもウエディングドレスを着ると、非常に綺麗になる。つまり装飾効果もばっちり。
といった関係です。

では、CSS3は具体的にどんなことが出来るのか?
CSS2まではデザインレイアウトに重点が置かれていて、装飾と言う意味ではあまり機能が無かった分野に重点を置いて、グラデーションやドロップシャドー・囲み線の角丸といった、今まで画像を使用しなければ表現できなかった事が、画像を使用しなくとCSSのみで表現を可能にしたことです。

というとで、これから下に書く部分につてはCSS3の機能をつかって装飾して描きます。

角丸10PXとグラデーション
周囲を緑の枠線で囲み、角を10pxの半径で丸くし、バックグラウンドに緑からオレンジのグラデーションを掛けてあります。
※CCS3未対応のブラウザーでは、緑色の枠線のみが表示さえれています。

コレの応用として、下記のようなボタン風の表現も可能になります。

CSS3 Button Sample

※CCS3未対応のブラウザーでは、【CSS3 Button Sample】のみが表示さえれています。

これは、CSS3の強化された装飾機能の一部です。
このほかにも多数の装飾表現が可能です。

画像を使わずにここまで表現できるようになったおかげで、サイトのデータ量をかなり減らすことが可能になります。また、同時に制作時間の短縮等にもなり、我々サイト製作者にとっては非常にありがたいものになっています。

スマートフォンもこのCSS3に対応していますので、スマートフォンサイトでは、本当にお世話になっています。

もし、上記の二箇所が表示されない、古いブラウザーをご使用でしたら、是非、新しいブラウザーに変更してください。






2012年5月18日金曜日

古いブラウザーは変えましょう 今さら……第7回

古いブラウザーは変えましょう 今さら……第7回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「古いブラウザーは変えましょう」についてお話します。

重要度:★★★★
難易度:★★


古いブラウザーとは何か??

この下に書いてある文字が
Internet Explorer 8.0
と表示されていたら、新しいブラウザに変更しましょう。

あなたが現在おつかいのブラウザーは

です

どうですか?Internet Explorer 8.0と表示されていますか?
それとも別の名前が表示されていますか?

これは一体何なのか……
そう、現在貴方が使用しているブラウザーの名前を表示しています。

表示される仕組みについては、説明しませんがとにかく、上記の表示がInternet Explorer 8.0となっている方は、出来れば別なブラウザー、またはInternet Explorer 9.0※1に変更してください。

何故、Internet Explorer 8.0ではダメなのか?

別にダメだとは言いませんが、サイト閲覧時にレイアウトの崩れや場合によっては、Internet Explorer 8.0ではサービスを受けられないサイトがあるからです。

なぜ、そのような事があるのか?
これは、ブラウザーで表示させているHTML言語※2の バージョン違いによって起きる問題だからです。Internet Explorer 8.0は現在HTML4と言うバージョンしか表示しません。しかし、現在HTML5と言うバージョンがリリースされ、それに対応した新しいブラウザーがどんどん発表されています。

それに伴い、サイト制作の現場でもHTML5での制作が標準的となっています。
もちろん、我々サイト制作者はHTML4でも閲覧可能なサイトを制作していますが、HTML5と同様のサイトデザインにはなりません。若干違ったデザインや、HTML4では対応出来ない機能等があり、完全に一致したサイト制作が出来るとは言いきれません。
(手間と時間を掛ければ可能ですが、その分費用がかさむのでNGです

では、どうするか?
一番簡単で、確実な方法は、ブラウザーを最新のモノに変更する事です。

しかしここで少々問題が発生します。
Internet Explorer 8.0をお使いの方は殆どWindows XPをご利用ではないかと思います。

実は、Windows XPだと、Internet Explorerの最新バージョンがインストール出来ないのです。
Internet Explorerの最新バージョンはWindows vista以後のバージョンにしかインストールが出来ないのです。

これはOS上の問題でWindowsのみで起こっている問題です。

ではWindows XPだと、最新のブラウザーは使えないのか?と言うと、大丈夫です。Windows XPでも最新のブラウザーは使用できます。Internet Explorer以外のブラウザーを使えば、問題は解決です。

では、いくつかご紹介

Chrome
http://www.google.co.jp/chrome/intl/ja/landing_ch.html
Googleが提供する軽量・高速なブラウザーです。

Firefox
http://mozilla.jp/firefox/
昔は軽量・高速だったのですが……まぁ速いですよ確かに。

Safari
http://www.apple.com/jp/safari/
Appleが提供するブラウザー。Windows版もあるのでお試しで使うのも面白いです。

Opera
http://jp.opera.com/
若干マイナーなブラウザーですが、軽量・高速という意味では、まだまだ優秀です。

などがあります。
実際、Internet Explorer8から上記のブラウザーに変更すると、どのブラウザーでも今のブラウザーより、高速に表示する事は間違いありません。

ソフトウエアの技術進歩は我々ユーザーが思っている以上に早いです。
また古いブラウザーは、セキュリティー面でも不安が残ります。
最新のブラウザーを導入する事だけで、ある程度セキュリティが上がるのであれば、これほどお手軽な事は無いのでは?と思いませんか。



Internet Explorer 9.0
現在のInternet Explorer最新バージョン。(2012/5現在)
時期OS Windows 10では、Internet Explorer 10.0が搭載予定です。
現在Internet Explorer 10.0はベータ版のダウンロードが可能です。


HTML言語
ブラウザーで表示させるための、世界標準の言語。
現在HTML5の正式リリース前ですが、すでにブラウザー各社はHTML5に対応したブラウザーをリリースしています。






2012年5月17日木曜日

ビジネスに使えるクラウドサービス 今さら……第6回


ビジネスに使えるクラウドサービス 今さら……第6回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「ビジネスに使えるクラウドサービス」についてお話します。

重要度:★★★★
難易度:★★

前回のクラウドの説明でどういった事がクラウドサービスであるか、と言うことはご理解いただけたかと思います。

それでは、今回は実際にビジネスシーンで使えるクラウドサービスをいくつかご紹介します。

そもそも、【クラウドサービス】と言う単語で検索すると、実は意外と検索に出てこない場合が多いのですが、クラウドの回でお話しましたが。クラウドと言う言葉は、あくまでそのサービスを提供する形式に対する呼び名であることが判ったかと思います。
つまり、クラウドとは形式名称であり、商品やサービスそのモノの固有名称ではないのです。
従って、WEB検索では意外と出てこない場合が多いわけです。

ですので、検索をする場合は、具体的にどういったサービスを利用したいか、と言う事を決めて、より具体的な検索キーワードを入力してみましょう。
そうすれば、意外と簡単に自分が使ってみたいサービスが見つかります。

では、私がお勧めするクラウドサービスをいくつかご紹介します。


Lino
http://ja.linoit.com/
  • 登録のみで使用可
  • 全機能無料
  • ソフトインストール:不要
  • 使用可能キャリア:PC・スマホ※1・携帯
付箋ソフトとでも言いましょうか、ファイルという概念ではなく、メモカードに近いイメージです。PCでの使い勝手は特によく、ちょっとしたメモならば、コレでOKです。また、付箋に添付ファイルが付けられるので、テキスト以外のファイルも盛り込めるところが、いいです。
基本的に、ソフトをインストールする必要が無いので、サイトにアクセスできればキャリアを選ばないところが、使い勝手の良さに繋がっています。
※1スマートフォンについては、基本的に編集機能はなく閲覧のみですが、添付ファイルとして付箋に張り込むことが出来ます。



Dropbox
https://www.dropbox.com/
  • 登録のみで使用可
  • 全機能無料ただし容量制限あり。
  • ソフトインストール:あり
  • 使用可能キャリア:PC・スマホ※1・携帯 ※1
ファイル共有ソフトの草分け的存在。
サーバー領域をまるで自分のPC内のフォルダーとして使っているような感覚で、使い勝手も悪くないです。基本的に、サーバーフォルダーを貸すと言うシステムなので、格納するファイルの種類を選ばないところが魅力。
※1スマートフォン・携帯については、編集機能はなく閲覧のみ可能。ファイルのUPロードは可能。


Evernote
http://evernote.com/intl/jp/
  • 登録のみで使用可
  • 全機能無料ただし容量制限あり。
  • ソフトインストール:あり
  • 使用可能キャリア:PC・スマホ※1・携帯 ※1
Dropboxと人気を二分するファイル共有サービス。
Evernoteの魅力はなんと言っても数種類あるソフト群。用途に合わせて使い分けが可能な多数のソフトを駆使すれば、ビジネスシーンでの強力なツールになることは間違いなし。
※1スマートフォン・携帯については、編集機能はなく閲覧のみ可能。ファイルのUPロードは可能。


SkyDesk
http://www.skydesk.jp/

  • 登録のみで使用可
  • 全機能無料ただし容量制限あり。
  • ソフトインストール:なし
  • 使用可能キャリア:PC・スマホ※1・携帯 ※1

営業用ツールとしてコミュニケーション機能を強化した、共有サービス。
ファイル共有だけではなく、メンバー同士のグループ化や、チャット機能等も備えた、本格的なビジネスツール。サイボーズに良く似たシステムだが、無料で使用できる機能がある分、こちらの方が魅力的かな?
※1スマートフォン・携帯については、編集機能はなく閲覧のみ可能。ファイルのUPロードは可能。


Google Apps
http://www.google.com/apps/intl/ja/group/index.html
  • 登録のみで使用可
  • 全機能無料ただし容量制限あり。
  • ソフトインストール:なし
  • 使用可能キャリア:PC・スマホ・携帯
Googleアカウントを持っていれば、誰でも使用できるサービス。
  1. Gmail
  2. Google Sites
  3. Google Calendar
  4. Google Docs
の4つの機能を無料で利用できる。
特にGoogle Docsは他の文書共有よりも一歩抜きに出たシステムで、MS Officeと同じ書類の制作が可能。編集も各キャリアでほぼ出来るので、出先でも制作編集が可能なサービス。
また、ブラウザーベースでのソフトなので、キャリアにMS Officeがインストールされていなくても、Google Docsにファイルを入れることで、閲覧・編集が可能になります。

また、ファイルをダウンロードする際に、数種類の書式形式に変換が可能なので、ある意味においては最強のクラウドサービスと言えるでしょう。
また、有料のGoogle Apps for Businessではさらに多くの機能が使えるようになるので、まさにクラウドのスタンダードと言えるかも知れません。


今回は、基本的に無料で使用できる、代表的なサービスを紹介しました。
無料と言うことで、サーバー容量や編集・閲覧に制限があったりしますが、大抵の場合有料版がありますので、機能的に気に入らなければ、有料版を試してみる事も、良いかと思います。
有料版の利用料金も、数百円/月なので、それほど高くはありませんから、チャレンジしてみる価値はあるかと思います。




2012年5月16日水曜日

クラウドってナニ? 今さら……第5回


クラウドってナニ? 今さら……第5回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「クラウド」についてお話します。

重要度:★★
難易度:★★

最近は、TVCMなどでも見かけるほど、「クラウド」という言葉が一般に浸透してきましたね。

出先でお客様に聞かれる事が、クラウドってどういう事?というお話を聞きます。

我々WEB関係者にしてみれば、ネットワークをうんちゃら……
というお話で簡単に終わってしまうのですが、一般の方々には少々難しいようですね。
と言う事で、解りやすく、ご説明いたします。

そもそも「クラウド」と言う言葉自体が「雲」をさしているので、形が無い?という意味にとられるようなのですが、実際の意味としては、「ネットワーク上にあるサービス」をさした総称と言う事になります。

つまり、自分の使用しているコンピューターからネットワーク(インターネットやその他のネットワーク)に接続して他の機器(ハード)またはシステム(ソフト)を使用して各種のサービスを自分のパソコンから行なう事という事になります。



つまり、TVCM等では画像ファイルのストック場所や、仕事用の資料共有などの、いわゆるストレージ的な使い方が数多く紹介されていますが、本来はもっと公儀の意味でネットワーク越しの作業全てに適用されるようです。

ではなぜ今メディアが取り上げるのか?
実はクラウドサービスを利用する事でいくつか利点があるので、ご紹介します。

  • アプリケーションの簡素化
  • ハードウェアの簡素化


アプリケーションの簡素化
クラウドサーバー内にあるアプリケーション(ソフト)を利用する事で、アプリケーションの購入や動作に必要なハード容量が不要になります。これによってハードウェアの簡素化につながります。


ハードウェアの簡素化
アプリケーションの簡素化や、クラウドで制作した資料の保存まで本体でする必要が無いので、ハードデスクの容量を小さく出来ます。機能としては、インターネットにつながり、それなりの動作速度があればよいのですから、かなりの簡素化が見込めます。

と言う事は、ある意味クラウドに特化したハードだと、ものすごく安く製造出来そうですね。
少し目のネットブックの様なハードでる意味十分?なスペックになるのかな?

あと、これは私の私見ですが、【広告が打ちやすい】と言う事が言えるかと思います。
特に無料でサービスを提供する場合は、タダで使わせてあげるから、広告表示は許してね と言った感じでしょうかね。

しかしまだ解決しなければならない問題も多い「クラウドサービス」ですが、あと5年?
くらいで世の中がどう変わるか……
楽しみですね。




2012年5月15日火曜日

良いWEBサーバーって?その2 今さら……第4回


良いWEBサーバーって? 今さら……第4回

今さら聞けないネットのあれこれ。
と言う事で、WEBサーバーについてのまとめです。

重要度:★★★
難易度:★★


前回、「安いモノには理由がある」と言いましたが、その理由と言うのは殆どの場合は、機能面での問題になります。

趣味としてのホームページであれば、機能面で多少の問題があってもフォローが出来るかも知れませんが、これがビジネスで使用する場合は、そうはいきません。
不安材料は可能な限り排除して、余裕のあるサイト運営が出来なければ、我々プロがいる必要も無いのですから。

では、「良いWEBサーバー」選びの基準についてお話します。
なお、これはあくまで私個人の基準ですので、他の製作会社やプロの方の意見とはかなり違うかも知れないので、あくまで参考としておいてください。

さて、現在「レンタルサーバー」と検索すれは、無数の情報が表示されます。その中から確実に「動く」WEBサーバーを選ぶことは、一般の方には少々ハードルが高いですね。

当然私も複数のサーバーから最適な物を選ぶのですが、その基準を下記にリストとします。
選択優先度は上から下に行くに従って、低くなります。
つまり、最初の項目が一番重要で、下に行くほど低くなります。
しかし低いから判断基準から除外する訳ではなく、総合的に判断する基準のうちの一つだと思ってください。


WEBサーバー選びの重要ポイント★3つで最高
・データベース
・言語
・サポート
・マルチドメイン対応
・サーバー容量

データベース  選択優先度:★★★
最近はCMSの使用を前提としてホームぺージ製作をしますので、ここが最重要のポイントとなります。
マルチドメイン※1同様、最近のWEBサーバーでは、当りまえの仕様になっていますが、使用できる容量に制限があったり、一契約当りの使用数に制限があったりするので、使用できるデータベースの数と容量の確認が必要です。
これも、使用できる数と容量は多ければ多いほどいいですが、まぁ最低限1データベース当り、300M程度の容量は確保したいですね。選定時に注意したい事は、データベースは使えるけど、具体的な容量や制限が明記されていないサーバーがあるので必ず確認してください。

言語  選択優先度:★★★
言語?と言ってもピンと来ませんよね。
これはWEBサーバーで扱えるプログラム言語の事になります。最近ではHTML以外にPHPやCGI※2と言った言語が動作するのかの確認も重要です。
これも、データベース同様、最近のWEBサーバーでは標準仕様となっていますが、PHPについてはヴァージョン5が使える事が前提となるので、その辺りの確認をしてください。

サポート  選択優先度:★★
意外と見落としがちですが、サポート体制がしっかりしているかどうかは、機能面並みに重要です。
閲覧可能な範囲で、サポートマニュアルを良く読んでください。
もし解りやすい内容で書いてあるとすれば、上出来です。

マルチドメイン対応  選択優先度:★★
一つの契約で、複数のドメインが使用できるというモノです。
最近のWEBサーバーでは比較出来当りまえになっていますので、ここでは、一契約で何個のドメインが使えるかを選択基準にします。

サーバー容量  選択優先度:★
これは、大容量に越したことはありませんので、利用料金が同じであれば、サーバ容量の多いところを選びます。
現在のWEBサーバーはハードディスクの巨大化で容量に対する価格がどんどん下がっていますから、選択優先度は低い状態です。

その他
機能面で上記以外の機能やサービスがあるかと思いますが、それらは……

おまけ だと思ってください。

上記の内容を満たしているのであれば、後はこちらの「おまけ」を選択事項に入れる事も可能です。


あくまで上記にあげた内容は、サーバー選びの一例です。
お客様によく聞かれる事が「無料サーバー」はどうなの?と聞かれる事があります。
むろんホームページの規模によっては、無料サーバーでも十分な事もありますが、無料サーバーの場合は、かなりの頻度でページ内に広告が掲載されてしまいますので、企業ホームページとしては、如何なものかというところです。

また、値段の安いサーバーは上記の選択条件のいずれかに問題がある場合が多いので、妥協点を何処に設定するかで、借りるWEBサーバーの金額が決まると言ってもいいかと思います。




マルチドメイン※1
一つの契約で、複数のドメインが扱える事を言います。
数年前までは、ドメインは一契約につき一ドメインでしたが、今は殆どのレンタルサーバーで、マルチドメインが標準化されています。選定のポイントとしては、何個のドメインが使用できるかを確認してください。


PHPやCGI※2
プログラム言語と説明しましたが、これは動的なホームページを制作するのに欠かせない言語です。
つまり、現状でPHPが動かせない様なレンタルサーバーでは、誰も借りないでしょうね。

動的なホームページと言うのは、データを読み込んで表示をするようなページの事を言います。
HTMLで書いたページを静的と言いますがその反対の意味で、動的なページとうい言い方をします。
このあたりは、そのうちに詳しく説明したいと思います。