2016年6月15日水曜日

WordPress(ワードプレス)アーカイブテーマでカスタム投稿の名前表示

WordPress(ワードプレス)覚書

※使用するテーマによって、表示される内容が違うので、要確認。

カスタム投稿を使った一覧表示の場合、デフォルトだと、
archive.php
ファイルで表示されるので、content内(またはメインのコンテンツ画面内)で表示される
ページタイトルが「アーカイブ」になってしまいます。

これを、カスタム投稿で作った名前にする方法。

<?php $postname=get_post_type_object(get_post_type())->label;
echo $postname;
?>

表示タイトル部に、上記のphpを挿入。


2013年8月27日火曜日

WordPress ページナビゲーション制作

ワードプレスのページナビゲーション(記事一覧)をプラグインを使わずに制作します。

プラグインを使わないメリットは、バグ等の回避やバージョンUPに伴う不具合回避出来ます。
プラグインは確かに便利ですが、CMSにとってはトラブルの原因となる確立が高いので、簡単な物であれば、自作する事をお勧めします。
自作する事で、自らのスキルも上がりますから、一石二鳥です。





目的

ページナビゲーションは複数ある一覧リストページを快適に使うためのナビゲーションです。
今回の改造は、元のプログラムでは、現在見ているページを中心に、新旧で2ページ分しか表示しない※1ので、記事量が増えた場合に、最新の記事や古い記事にアクセスしにくいと言う問題を解消する為に、ナビゲーションに最新記事と最古の記事にアクセスすための、ボタンを追加します。

※1表示件数は任意に設定出来ますが、ひとまず書籍通りの内容で話を進めます。




元になるソース

一覧表示が必要な元ファイル。
home.php
category.php
など。

ページナビゲーションを表示したい箇所に、下記phpコードを追加します。

<?php get_template_part('pagenation'); ?>



プログラムファイル
pagenation.php

<?php $maxpage = $wp_query->max_num_pages;
$current = $paged;
if(!$current) {$current = 1;}
?>


<?php
$minpage = 1;
$sidenum = 2;
$shownum = $sidenum * 2+ 1;


if($current > $sidenum && $current < $maxpage-$sidenum+1){
 $start = $current - $sidenum;
 $end = $current + $sidenum;
} elseif($current <= $sidenum) {
 $start = 1;
 $end = min($shownum,$maxpage);
} else {
 $start = max($maxpage-$shownum+1,1);
 $end = $maxpage;
} ?>


<?php if($current <= $sidenum+$minpage): ?>
<?php echo ''; ?>
<?php else: ?>
<a href="<?php echo get_pagenum_link($minpage); ?>">&lt;&lt;</a>
<?php endif; ?>


<?php previous_posts_link('&lt;'); ?>
<?php for($i=$start; $i <= $end; $i++): ?>
 <?php if($i == $current): ?>
 <span><?php echo $i; ?></span>
 <?php else: ?>
 <a href="<?php echo get_pagenum_link($i); ?>"><?php echo $i; ?></a>
 <?php endif; ?>
<?php endfor; ?>
<?php next_posts_link('&gt;'); ?>


<?php if($current >= $maxpage-$sidenum): ?>
<?php echo ''; ?>
<?php else: ?>
<a href="<?php echo get_pagenum_link($maxpage); ?>">&gt;&gt;</a>
<?php endif; ?>


解説

////////// 現在ページへのリンク回避 //////////
<?php $maxpage = $wp_query->max_num_pages;
$current = $paged;
if(!$current) {$current = 1;}
 ?>

これは、現在閲覧しているページへのリンクを設定しない処理です。


////////// 記事リストのループ処理 //////////

<?php
$minpage = 1;
$sidenum = 2;
$shownum = $sidenum * 2+ 1;


if($current > $sidenum && $current < $maxpage-$sidenum+1){
 $start = $current - $sidenum;
 $end = $current + $sidenum;
} elseif($current <= $sidenum) {
 $start = 1;
 $end = min($shownum,$maxpage);
} else {
 $start = max($maxpage-$shownum+1,1);
 $end = $maxpage;
} ?>

ページ表示に必要なループ処理です。
$minpage はページ最小値として1を入れるための変数です。
$sidenum は現在ページを中心に、何ページ表示させるかの変数です。
$shownum は現在ページを中心にして、$sidenum分+1ページ(現在ページ分)を表示させる変数です。

if分以下は表示ループ処理です。



////////// ナビゲーションの表示 //////////


// 最古記事へのリンク処理 //
<?php if($current <= $sidenum+$minpage): ?>
<?php echo ''; ?> ←上のifがtrueならば、非表示(ブランク表示)
<?php else: ?>
<a href="<?php echo get_pagenum_link($minpage); ?>">&lt;&lt;</a>
<?php endif; ?>


最古記事へのリンク処理ですが、最初の1行で最後の記事ページがリストとして表示された場合は、リンクを表示しないように設定しています。




// ページ番号処理 //
<?php previous_posts_link('&lt;'); ?>
<?php for($i=$start; $i <= $end; $i++): ?>
 <?php if($i == $current): ?>
 <span><?php echo $i; ?></span>
 <?php else: ?>
 <a href="<?php echo get_pagenum_link($i); ?>"><?php echo $i; ?></a>
 <?php endif; ?>
<?php endfor; ?>
<?php next_posts_link('&gt;'); ?>


1~順にページ番号を表示させます。また、閲覧中のページにリンクを設定しないようにも、処理をしています。



// 最新記事へのリンク処理 //
<?php if($current >= $maxpage-$sidenum): ?>
<?php echo ''; ?> ←上のifがtrueならば、非表示(ブランク表示)
<?php else: ?>
<a href="<?php echo get_pagenum_link($maxpage); ?>">&gt;&gt;</a>
<?php endif; ?>


最古記事と同様に、ナビゲーションリストに最後のページ番号が表示された時点で、リンクボタンを非表示にしています。

ナビの表示にブランクを使ったのには、ifループで妙な結果を出さない措置です。
もう少し上手い処理の仕方もあるかと思いますが、php初心者に理解しやすい様に、あえてブランクを表示させてあります。

phpを理解している方ならば、この辺りの処理をもう少し綺麗に出来ると思います。


2013年6月14日金曜日

GoogleプレイスとYahooロコへの登録。 今さら……第54回

今さら聞けないネットのあれこれ。
「GoogleプレイスとYahooロコ」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:★★


さて、最近Facebookで情報発信している、がんばる個人商店が増えていますが。

コンシューマ向け(一般消費者向けの対面販売)業者の場合は、Facebookだけではなくて、

Googleプレイス
Yahooロコ

への登録を必ず行なっておきましょう。


Yahooロコへの登録は皆さんされている様ですが、Googleプレイスへの登録は少ない様です。

検索シェアでは、まだYahooが40~50%のシェアを占めていますが、スマートフォンやタブレットからの検索では、圧倒的にGoogleでの検索が多いです。理由はスマートフォンのOSがGoogle提供のAndroidだからです。

Android端末を利用した場合、使用するブラウザはほぼChromeですから、デフォルトでWEB検索はGoogleを利用する事になります。

モバイル端末からの検索表示で表示されるか、されないか……
考えるまでもありませんよね。

そう言った意味でもGoogleプレイスへの登録は、今後重要な役割を果たしますのでほぼ必須と言っていいでしょう。また、Googleプレイスへの登録はナレッジグラフとも連携しているので、将来的に大きく何らかの影響を受けるでしょう。

基本的に登録は、GoogleプレイスとYahooロコともに無料です。

Googleプレイスへの登録代行業務も行なっておりますので、お気軽にご相談ください。



私のお客様ですが、Googleプレイス登録をしていると、検索結果で画像と地図が表示されます。
また、プレイスの内容をしっかり登録していれば、Googleプレイス専用ページが検索結果に表示されます。




2013年5月17日金曜日

ブログにFacebookのコメントボックスを設置しよう。

今日のお題は
「Facebookのコメントボックス」
についてお話します。




フェイスブックのコメントボックスと言う物を見た事があるかと思います。


これ実は書き込んだ内容がそのまま、自分のタイムラインに表示されます。
つまり、外部で書いた内容が、そのまま自分の記事になる。
と言うモノです。

これをブログやニュース記事に連携させれば……
書き込みが、そのままFacebookで拡散されます。


ブログなどの場合は、専用のコメント欄よりもずっと効果的です。
しかも、書き込みをする事で【いいね】を押した事にもなり、良い事だらけです。

Facebookに対する有用性と言う意味では、いいねボタンの比ではありません。



上の画像は、Facebookのタイムラインの画像です。
書き込んだコメント内容が表示されていますね。
先日のブログで書いた、OGPタグがそのブログに設定されていれば、ご覧の様に、
画像・タイトル・説明
がきちんと表示されますので、見た目も綺麗です。こうして見ると、OGPタグって大事ですよね。もしOGPタグが無ければ、単純にページタイトルとリンクURLが表示されるだけです。それでは、見た目で損をしていると思いませんか?

OGPタグについてはこちらをご覧ください。


さて、ではどの様にコメントボックスを設置するかですが、基本的なお話だけにさせて貰います。
と言うのも、実はブログに設置する場合、それぞれのブログ用に若干カスタマイズが必要になります。
ですので、今回は基本的な設置方法のみと言う事で、ご勘弁を。

もし、どうしても知りたいという方は、具体的なブログ名(アメブロ・ライブドア等)をコメントしていただければ、対応したいと思います。

Comments

コメントボックス
下のリンクからコメントコードを生成します。

https://developers.facebook.com/docs/reference/plugins/comments/



URL to comment on
コメント欄を設置したい、サイトのURLを入力します。
この時、入力するのはドメインまでとしてください。

Width
表示するコメント欄の横幅です。

Number of posts
コメントを何件表示するかです。

最後に【Det Code】を押して、ソースコードが表示されます。




通常のブログであれば、表示されているコードをそのままコピーしてOKです。

1.JavaScript SDKを設置
上にあるJavaScript SDKをHTMLの<bode>タグの直後に書き込みます。


<div id="fb-root"></div>
<script>(function(d, s, id) {
  var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0];
  if (d.getElementById(id)) return;
  js = d.createElement(s); js.id = id;
  js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/all.js#xfbml=1";
  fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);
}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));</script>


2.コメント欄の設置
コメント欄を表示したい場所に、このコードを設置します。
この時に、このままのコードで設置してしまうと、このコメント欄は【hon-web.blogspot.jp】のコメント欄となってしまいます。

<div class="fb-comments" data-href="http://hon-web.blogspot.jp" data-width="470" data-num-posts="10"></div>

例えば、コメント欄をブログの記事に設置して個別にコメントを貰いたい場合には、下記の様に変更します。

<div class="fb-comments" data-href="【ここにブログの独自タグを入れる】" data-width="470" data-num-posts="10"></div>

ページURLの箇所に、各ブログで使用するページ生成タグを挿入します。
このタグは、それぞれのブログによって違うので、利用しているブログの仕様を確認してください。

もし、このURL設定をしないとどうなるか……
先ほど言った様に、一つのドメインのコメント欄として、認識されてしまうので、全てのブログページで同じコメントが表示されます。

今回は、最低でもある程度HTMLの知識が必要になります。
まぁ、基本的にはコピー&ペーストで作業自体は簡単なのですが、ソースコードの何処に貼りつけるか?とか、ブログの独自タグの追加などと言った、少々込入った内容ですが、設置出来れば、Facebookに対しての効果は絶大です。

チャレンジして損は無いと思います。

各ブログの具体的な設置例などは、

アメブロ Facebook コメント欄

などの検索項目で検索出来るので、チャレンジしてください。

どうしてもわからない場合はコメントを頂ければ、調べる程度の事はしたいと思います。



2013年5月14日火曜日

こんなところに、円城 塔(笑


今日はちょっと与太話など。

知っている人は知っている。
つまり裏を返せば……
知らない人は、知らない。
と言う事でもある。

芥川賞作家の、円城 塔がこんな所で連載しているなんて、知りませんでしたよ(笑
現在、最新話の第3話が掲載されたばかりです。




しかも、掲載しているのは、お堅い日立製作所さん。
いや、日立だからこそ円城 塔なのかな?

うん。多分そうだろう。
この掲載企画を出したのが、日立側なのか、サイト制作会社なのか?
まぁ、どちらでもいいですが。

短編連載で【システムを繋ぐ】とうい処理(プログラム)を擬人化?いや表現手段のひつとしての偽装?なのかも。
いずれにしても、そんな無理のあるお話を成立させる事が出来る作家さんは、円城 塔しかいなかったのかも?

あるいは、単に担当者がファンで、ダメもとでオファーしたら、あっさりOKだったなんて落ちかもしれないけど。

いずれにしても、一見すると意外な感じのする、日立製作所と円城 塔のコラボは、実はかなりシックリくる感じがするのは、私だけ   かな?(笑


日立製作所
円城 塔
中間小説集
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/omr/novel/index.html

2013年5月13日月曜日

アプリ設定メッセージ July 2013 Breaking Changes


今回は
「アプリ設定メッセージ」
についてのお話。

ゴールデンウイークの頃から、アプリ設定のメッセージに「緊急修正」です。
というアラートがたまに入って来ていたのですが、う~ん翻訳しても、どうも意味が良く解らない??





英語力が無いからなぁ。

アラート
July 2013 Breaking Changes

Your app, Hondaweb has not enabled the migration for the July 2013 Breaking Changes.
Once you have confirmed your app is compliant or unaffected by the July 2013 Breaking Changes, set the migration setting to "Enabled" in the 詳細設定 section of the App Dashboard. This will apply the July 2013 Breaking Changes to your app and prevent you from receiving future alerts about these changes.
Hondaweb, is currently using the following deprecated features:
Social Plugins (Like Button, Like Box) without absolute URL's in their `href` parameter.
These changes will be permanently enabled for all apps in 58 days on 2013年7月11日.


内容をみると、どうやら
2013 Breaking Changes
を修正しないと、7月以降にアプリで問題が発生する可能性があるから、修正してください?

と言った内容らしいので、とりあえず修正をしておきました。

アラート画面の下にある【移行設定を編集】ボタンを押すと、設定画面に切り替わるので、
2013 Breaking Changesの項目を、有効にして保存します。



作業はこれだけ。

これで、メッセージ画面には「これ以上修正の必要はありません」と新たなメッセージが表示されます。



どうもこの設定を有効にしていないと、このアプリに関連する【いいねボタン】と【Like Box】に不具合がでる?あるいは不具合が出ても、アラートが届かない?

と言う内容の様です。


しかもこれアプリ毎に対応しないとダメな様で、複数アプリを管理している人は、全てのアプリに個別対応が必要です……

つまり、アプリ毎に全て設定し直し、と言う結構面倒な対応が必要です。
サイト制作会社で、お客様のアプリを多数管理している所などは、かなり面倒な作業になります。

しかし、日本語のメッセージぐらい出しても良さそうなモノだが……
毎度のことだけど、技術情報は日本語にローカライズしてから、アナウンスして貰いたいもんです。

2013年5月10日金曜日

SNS対策にOGPタグは必須です。 今さら……第53回


今さら聞けないネットのあれこれ。
「SNS対策にはOGPタグは必須」
についてお話します。


重要度:★★★★
難易度:★★~★★★★


OGPタグと言う言葉を聞いた事がありますか?
最近はFacebookがそこそこ流行っているので、徐々にではありますが、一般にも広がってきています。



 OGP(Open Graph Protocol)

まぁ名前はどうでもいいのですが、どういった事をするかと言いますと。
簡単に言うと「このウェブページは何のことを書いているか」という情報を、プログラムから読める形でHTMLに付加する記述方法のことです。
もう少し解りやすく言えば、
いいねボタンを押して、コメントすれば、タイムラインに、サイト情報が画像入りで掲載される。と言う夢の様?なタグの事です。



図1
コメントしたのボックス内に画像・ページタイトル・概要などがチキンと入っている。


上記の様に、OGPタグを適切に設定してあるサイトでは「いいね」ボタンを押すと、自分のコメント欄の下に枠で囲まれた内部の内容を自動的に表示してくれます。

サンプルの画像は、Facebookですが、mixiでも同じ様な表示がされます。

ちなみに、設定が適正にされていない、あるいは設定そのものがされていない場合は、下記の画像の様になります。


図2
設定がされていないと、タイトルとサイトURLしか表示されない。


いいねを押しただけで、このようにタイムラインに表示されるのであれば、キチンと設定しておきたいですよね。
綺麗に表示されていれば、それでけで見る相手に対して、良い印象を与えられます。

設定方法は、それほど難しくは無いのですが、多少なりともHTMLの知識が必要になるので、解らない人は、解る人に聴きながら設定した方が、良いでしょうね。

またブログにも当然設定出来るのですが、設定するブログによって方法が違ったり、書き出すタグの書式が特殊だったりするので、それぞれのブログ(アメブロやYahooブログなど)に合った方法を探してください。
大抵の場合は検索にあるはずです。


では具体的な代表的な書式を書きます。
下にある書式だけもで抑えておけば、最低限の形にはなるので、やっておきましょう。

下記のメタタグをHTMLの<head>~</head>内に記述します。

1:/// <meta property="og:title" content="タイトル" />
2:/// <meta property="og:type" content="オブジェクトのタイプ" />
3:/// <meta property="og:url" content="このページのURL" /> 
4:/// <meta property="og:image" content="表示される画像のパス" /> 
5:/// <meta property="og:description" content="概要を説明する文章" /> 
6:/// <meta property="og:site_name" content="サイトの名前" />

** 以下Facebook用OGP ***
7:/// <meta property="fb:app_id" content="アプリID"/>



1:ページタイトル
個別のページタイトルを表示します。
ブログのように様々なページがある場合に、このページタイトルを表示しておくことで、他のページと区別を付ける事が出来ます。またこのタイトルが見出しの役目も果たすので、解りやすいタイトルにしておくことが重要です。

2:ページの種類
このページが、サイトのページ(企業や一般的なホームぺージ)なのか、ブログなのかを判別するタグ。
修理は
・article ・blog ・websit
の3種類

3:ページURL

現在のページURLです。


4:表示画像
表示させるサムネイル画像のパス


5:概要文章 ※
概要文ですが、これ実は設定しない方が良い場合があります。
特定のブログなどは、サイト内の本文最初に出てくる<p>~</p>の文章を自動的に取得して表示する設定になっている場合があるからです。
ただしこの項目を未設定にすると、最悪の場合、概要文章はなにも表示されない事があるので、注意が必要です。


6:サイト名称
掲載サイトの名称です。

Facebook用OGP
必ず必要という事は無いですが、Facebookに対してOGPを設定したいのであれば、必須になってきます。

7:アプリID
このOGPを動かす為に必要なアプリIDです。


最低でも、上記の6種類+1のタグを、HTMLのヘッダー部分に入れておけば、Facebookやmixiで綺麗な表示がされます。ただし、Facebookやmixiなど独自のOGPタグ設定があるので、それぞれのSNSに対応したいのであれば、その仕様を確認してた方が良いでしょう。


上記以外にも、電話番号や住所などといった要素のタグも用意されいますので、興味のある方は調べてみてください。


参考サイト


OGPタグに関して比較的詳しいサイト ////
Facebookなどで使われている「OGP」の一覧



ブログ設定に関するOGP(検索結果) ////
検索キーワード:ogp 設定 ブログ



2013年4月24日水曜日

無料で50GB。その後 今さら……第52回


今さら聞けないネットのあれこれ。
「50GBの無料ストレージのその後」
についてお話します。


重要度:★
難易度:★




今年1月末に、サービス開始をしたオンラインストレージMEGAです。
サービス開始直後から使っていますが、色々と問題もあるようで、今一つ普及していないような雰囲気です。



まだクラウドやストレージの認識が低い?


一般の方々には【クラウド】【WEBストレージ】と言った言葉は知っているけど、自分には関係ないと思っている方が多く、使う側の認識の低さがうかがえます。
まぁ、日本にありがちな【言葉先行型流行】とでも言いましょうか、言葉だけが先走って、肝心の意味が理解出来ていないと言うのが、現状なのでしょうか。また一般の人達は、こうしたIT系の情報に触れる機会も少ないので、情報の精度が上げられません。情報は自ら取捨選択すべきなのに、人からの情報を鵜呑みにするリテラシーに低さにも、こうしたクラウドサービスの普及が広がらない一つかもしれません。




動作保障が……

MEGAのマニュアルに、動作保障に関して、Google Chrome以外のブラウザーでは、一部機能の不具合および動作の保証が出来ないと、書いてあります。

日本国内においては結構致命的な問題ですね……
下の画像は、今年に入っての日本国内でのブラウザーシェアのグラフです。


Source: StatCounter Global Stats - Browser Version Market Share



ご覧のように、IE9が圧倒的に多く34.02%。
次点でChromeが入っていますが19.08%となっています。
ちなみに。3位のIE8(13.58%)は明らかにWindowsXPユーザーですよね。(XPにはIE9のインストールが出来ないので、IE8ユーザーはXPユーザーとカウントします)
IE9・8をわせるとシェア約48%となりシェアのほぼ半分を独占します。

MEGAのヘルプに以下の様なQAがあります。


Q:MEGAにファイルのサイズ制限はありますか?
A:クラウドのドライブスペース以外は、人為的な制限をつけません。ただし、不十分なブラウザでは、ファイル全体をメモリに保存してからじゃないとダウンロードする事が出来ません(Firefox, IE10, Opera)。またはアップロードも出来ません(IE9, Safari 5)。

これだと、IE9, Safari 5ではファイルのUPロードも出来ないと書いてあります。
これでは、日本の環境では少々厳しいかもしれません。


登録も簡単で、50GBの無料ストーレジ。おまけに転送速度は無料のストレージでは、ほぼ最速の転送速度を誇り、メンバー間でのファイル共有も簡単に行える機能は素晴らしいのですが、Chromeでしかその性能を発揮できないのでは、日本では馴染めないかもしれませんね。



MEGA
http://mega.co.nz


2013年4月17日水曜日

未来の検索とナレッジグラフについて  今さら……第51回


今さら聞けないネットのあれこれ。
「未来のweb検索システム」
についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:★★★


前回の内容はこちら>>


今回はGoogleがパンダアップデートから始まめた、検索アルゴリズムの未来型と言う位置付けの【ナレッジグラフ】についてのお話です。




パンダアップデートはおそらくナレッジグラフを使うために、導入された必要なアップデートだったのでは、と思っています。

もしパンダアップデートを行っていない状況でナレッジグラフを始めたのでは、その表示結果に疑問が残ります。それでは新たに導入する意味がありません。ですからパンダアップデートと言うある意味において、旧体制のシステムを切り離し、新たな判断基準で検索させると言う、一見無謀ともとれる事をしたのではないかと思います。


とは言え、まだ検索結果そのものは大きく変わった訳ではありません。
基本になる検索の考え方。つまり【検索する言葉に対する、コンテンツ内容の整合性】と言う部分のアルゴリズムは健在です。従ってコンテンツの内容に対する、最適化については、今後も継続的に行う必要はあります。

ただし、そうした【コンテンツ内容の最適化】も近い将来、その考え方を変える必要がありそうです。
(コンテンツ内容の最適化と言う行為自体は継続ですが、どの様に最適化するのか?と言った根幹部分の変更が必要でしょう)

最初に言った様に、これからの検索システムは【何かを知るため】から【何かをするために検索】に変化して行くからです。

これはGoogle自身が推奨しているナレッジグラフによる検索システムにシフトする事で、検索する人がより自分の検索したい事柄に近い(より正確な)検索結果を得られる様にする事が目的です。

現在の【検索キーワードから直接得られる情報】ではなく、検索キーワードから【連想される】関連事項にシフトして行くとGoogleは考えているからです。

もちろん、これはGoogleの考え方であって、他の検索システムも同様とは限りません。
また、現時点でこのナレッジグラフを利用出来るのは【Google】での検索をしている時だけです。Yahooや他の検索サイトではGoogleのデータを流用していてもナレッジグラフは表示されません。

また、現在のナレッジグラフはまだ本格的に稼働している訳ではありません。
実際、全ての検索結果に対して表示される事は無く、ナレッジグラフの表示は【比較的一般的な語句】を検索した場合に限られている様です。しかし日々膨大な量の検索が行なわれて、その表示結果と足跡をたどり、そのデータを蓄積させて行けば、遠くない時期に、全ての検索結果でナレッジグラフが表示されるでしょう。

またナレッジグラフはGoogleが行なっている複数ある検索結果表示機能の一つに過ぎません。
今後も新しい検索結果表示機能が開発されて行くのでしょう。

Googleの考え方は【優れた内容のサイトは多くの人に支持される】とういモノです。
たとえナレッジグラフと言う新しいシステムが導入されても、堅実にサイト制作を行っていれば、問題ないと言う事になります。

パンダアップデート以降SEO市場と言われるマーケットが縮小しています。
しかし、Googleの検索に対する基本的な考え方は変わっていません。

SEOの為にするべき最良の策は、優良のコンテンツを常に最新の状況にする。
これに尽きると言う事です。

とは言え、これが非常に難しい事なのですけど……



2013年4月15日月曜日

近い将来の検索システムは 今さら……第50回


今さら聞けないネットのあれこれ。

「未来のweb検索システム」

についてお話します。


重要度:★★★★★
難易度:★★★



未来の検索は「言葉」を超える:Googleのナレッジグラフ
http://wired.jp/2013/04/10/knowledgegraph-vol7/


非常に気になるニュース記事があったので、その記事に対しての個人的な考察です。
おそらく、数年でインターネットにおける【web検索】の姿は大きく変わるでしょう。

それは、今までの検索とは全く違う形になって行きます。
では、どう変わって行くのか?


今までの検索は【何かを知るため】の検索だったのが【何かをするために検索】にシフトして行くであろうと言う事です。


現状の検索システム

未来を知る為に、まずは現状の検索システムを知る必要があります。
現状の検索結果は、日本国内の場合ほぼGoogleの検索結果が殆どのシェアを占めます。
何しろ、Yahooの検索結果はGoogleの検索結果を使っているので、Yahooユーザー=Googleユーザーと言う事が言えるからです。

Googleは2011年以降頻繁に検索アルゴリズム(検索のプログラムシステム)を修正・変更しています。
その結果、現状では過去に行なわれていたSEO対策が、全く機能しなくなりました。

つまり【過去のSEO対策方法では、検索順位を上げられない】という事になります。
実際問題として、SEO上位表示を謳い文句として、営業していた会社の殆どが、事業の撤退・あるいは方向転換をしています。

ホームページを制作している現場でも、営業として【SEO対策に効果がある】とか【SEOに有利】などと言っての営業は、そのまま自分の首を絞める(実際に本当に検索結果を上げる事が出来るか不明なので)非常に危険な行為に変ってしまいます。

最近、私自身は営業でSEOに関しては殆ど話をしません。もちろんお客様を騙す意図は無いのですが、現状の検索システムでは、必ずしも良い結果が得られるとは限らないので【SEOに有利です】などと言って、お客様に過度の期待を持たせない為です。もちろん検索システムの現状をきちんとご説明した上で、どういった対策をすれば検索結果に影響を及ぼすか?と言った内容のお話はしますが。


そうした中で、唯一変らないSEO対策は、コンテンツの充実しか残っていません。
ですから、多くのSEO業者は【コンテンツ内容の最適化】を謳い、サイト内部のテキスト(文章)を検索システムにマッチするように変更する仕事にシフトしています。
要するに、ホームページ上の文章をリライト(作り直す)する事が、現状で出来る唯一のSEO対策となります。
しかし、そうした対策も必ずしも【良い検索結果に結び付くかどうかは不明】と言うのが、現状の検索システムなのです。


今日はここまで、明日「未来の検索システムとは?」です。



元記事
未来の検索は「言葉」を超える:Googleのナレッジグラフ
http://wired.jp/2013/04/10/knowledgegraph-vol7/