2012年11月21日水曜日

スマートフォンを使った音声入力 今さら……第48回


今さら聞けないネットのあれこれ。
「音声入力で書類を作る方法」
についてお話します。


重要度:★
難易度:★



 最近スマートフォンを使うときにキーボードよりも、音声で入力をすることが多いことがあります。この音声入力で文章を入力する方法があります

文章作成などでキーボードの打ち込みよりも、しゃべることつまり音声入力によってデータを入力する方が時間が早い場合があります。

しかし文章入力は特定のアプリを使うために、入力した文章の保存がメール等に制限される場合があり、必ずしも使い勝手が良いとは限りません。

 そこで今回紹介する方法はWebサービスの機能を使って、スマートフォン用アプリとの連携を生かし、効率的に音声入力したデーターを文書化する方法を紹介します。

スマートフォンでもPCでも使えるwebサービスlino

lino

linoはブラウザベースの付箋サービスとでも言いましょうか。便利なメモボードの様なWEBサービスです。しかも、スマートフォンや携帯電話にも対応していますので、あらゆる端末からアクセスが可能です。
スマートフォンにはiPhoneとAndroidの双方のアプリがあるので、殆どのユーザーが使えるシステムです。

スマートフォンには、キーボードでの入力の他に、音声での入力方法もあるのでその音声入力システムを使用すれば、スマートフォンに喋りながら文章を制作することができます。


実際の作業の流れはこうです

linoのアプリを起動して、スマートフォンを使って文章を入力します。その文章を保存して今度はPC上から保存した内容を確認します。

データ(文章)はほぼリアルタイムで更新されるので、PC上で確認した内容をそのままコピーしてそのテキストを他のアプリ(ワードやテキストエディター等)にペーストすれば、書類の出来上がりです。

文章の修正(リライト)は必要ですが、簡単に大量の文章データを作成することができるので、非常に便利です。

またネットワークにさえ繋がれば、どこでも入力が出来るので、思いついた時に入力といったことが可能です。

 今回のこの記事もlinoの機能を使って制作しています。
製作時間は大体30分程度でしょうか。制作内容が決まっていれば、ほぼ文章を読み上げるような形で制作できるので、非常に簡単です。

ただ唯一の問題はスマートフォンに向かって喋ると言う行為です。
端から見るとまるで、ひとり言を言っているように見えるので、少々恥ずかしい様な気がします。

しかし、効率的に文章の入力が出来るので、一度使ってしまうと離れられなくなりますよ。





2012年11月13日火曜日

Facebook テーブルテントアプリ


今日は、ネタがあるので急遽、連投です。


11/13 PM
Facebookマーケティングから、テーブルテントアプリが公開されました。

店舗経営されているお客さま向けの、アプリです。

実店舗に来て頂いたお客様に、Facebookページへのアクセスを簡単にしてもらう様に開発されたアプりです。

アプリとは言っても、要するにQRコード生成プログラムなのですが。


テーブルテントアプリ
https://www.facebook.com/marketingjapan/app_496405607036818




アプリページにアクセスすると上記の画面が出ます。
入力欄に、FacebookページのURLを記入して、イメージを作成ボタンを押すと、badge.pngと言うファイルがダウンロードされます。

そのファイルをプリントアウトすると、下記の様なPOPが印刷できます。



冷静に考えれば、タダのQRコードを印刷したPOPですが、Facebookのオフィシャルですので、普段使えない【オフィシャルロゴ】も入っているので、ちょっといい感じです。

このPOPをテーブルやレジ周りなどに貼っておけば、お客様が簡単にアクセスできますし、キャンペーン等と一緒に行なえばアクセス数をあげる事も可能ではないでしょうか?



【フォント】につてい


初心者WEBデザイン?
【フォント】につてい

ブラウザで使う、フォントについてのお話。

サイト製作の勉強をしていると、比較最初の頃にこの【フォント】についての問題に遭遇します。

一般的に言われている事で、【フォントは指定するな】と言う事が言われていますが、実際には大抵のサイトで、CSSによるフォント指定がされてます?

これでは言っている事と、やっている事が矛盾しますよね??
初心者にとっては、まってくもって【?????】といったところでしょうか。

本来の意味としては、フォントを指定しないという事は、【ブラウザの設定に任せる】という意味があります。
そもそも、ブラウザで使用するフォントとは、どういったモノなのでしょうか?

ブラウザで使用するフォントは、使用するブラウザ毎にフォントも、文字サイズも違います。
これらは、ブラウザの設定で簡単に変更が可能です。

この時に選択出来るフォントの種類は、概ね5種類くらいのフォントになります。
その5種類と言うのは、OSに関係なく一般的に搭載されている、【基本フォント】というものになります。

つまりブラウザで使用しているフォントは、
【使用するPCに搭載されているフォント】
と言う事になります。

では、PCに搭載されているフォントであれば、何を使ってもいいのか? と言うと……ダメです。

初心者にありがちな、欲望としてCSSなどを使って、部分的にフォントの指定(見出しタグ等)をして、見た目の綺麗なモノを作ってみたいと思われるでしょうが、それは意味の無い事なのです。

先ほど言ったように、【使用するPCに搭載されているフォント】で無ければ、ブラウザではそのフォントは表示しません。

つまり、自分のPCにはある(搭載)フォントは、必ずしも閲覧者(ユーザー)が観るPCにそのフォントが有る(搭載されている)とは限りません。もし指定したフォントが無ければ、代替えフォント※1に置き換えられてしまい、せっかく用意したデザインが(見た目)無意味な物になってしまいます。

この為にフォントの指定はするな。と言う事が言われているのです。

では、何故CSSによってフォントを指定しているか? ますます解らないですよね?

解答としては、複数のブラウザで同じ表示にするため。

と言う事です。確かにフォントの指定はしていますが、それは【ターゲットブラウザ】に対して、可能な限り同じ表示にする、一つのテクニックなのです。

ブラウザはそれぞれに初期設定のフォントやサイズが違います。しかし、それでは閲覧するブラウザによって、見え方が大きく異なる可能性が出てきます。

製作側としては、ブラウザが変わっても、同じ様に見える事が望ましい※2のでサイト内のフォントと、フォントサイズを指定することで、同じ見た目を保つようにしています。

もちろん指定するフォントは標準的なブラウザフォントです。

つまり、【フォントの指定をするな】とは標準的なフォント以外のモノ(フォント)を使うなという意味です。
いい変えれば、標準フォントであれば多少の装飾はOKとなります。


どうしても、標準以外の綺麗なフォントを使いたい場合※3、手段が無いことはありませんが、以下の条件が必要になります。

1.著作権フリーなフォントである。
2.JIS第二水準までのフォントデータをもつ事。
3.OSに依存しない汎用フォーマット、または一般的なフォントであること。

などの条件全てをクリア出来れば、フォントデータをWebサーバー上にUPして、CSSにてフォント指定をすれば、ブラウザでの使用も可能になります。

まぁ、かなり高いハードルですが。

いずれにしても、CSSによるフォント指定は、汎用フォントで、複数のブラウザでの表示を同じ様に見せるためのテクニックという事を覚えておいてください。





代替えフォント※1
CSSで指定したフォントが無い場合、ブラウザの設定フォントに置換されます。


同じ様に見える事が望ましい※2
製作としては、最低でもターゲットブラウザに対しては、全て同じ様に表示される事が望ましいのですが、必ずしも同じにならない事があります。


標準以外の綺麗なフォントを使いたい場合 WEBフォントを使う※3
WEB上に公開してあるフォントデーターを利用する方法で、ブラウザーで使用できる形にしたもの。
日本語対応のものもあるが、基本的に有料のものが多い。





2012年11月9日金曜日

CMSの実情?? 今さら……第48回


今さら聞けないネットのあれこれ。
「実はCMSは難しい?」
についてお話します。


重要度:★★
難易度:★



最近すっかり定着したCMS(英: Content Management System)ですが、様々なタイプが出ています。
ここ数年は、完全日本製のシステムもでてきて、その数も増える一方です。

【ホームページを簡単に製作・管理出来ます】

と言うような、キャッチコピーをご覧になった事がある人も多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?

確かに、簡単にホームページを製作出来るシステムも多数あります。ですが、実際に使ってみると使えるデザインテンプレートの種類が少なかったり、デザインの自由度が低かったりと、意外と不満が多かったりします。

また【簡単に出来る】といった謳い文句で使ってみたら……

全然簡単じゃなかった!

などと言う事もしばしば。

何故?簡単にでは無いのに、簡単に…… などと言うキャッチで誘うのか。

我々製作サイドから言わせてもらえれば、
【あれでも簡単】
なんです。

つまり面倒な製作部分をバッサリ削除したモノが、巷で言われているCMSなのですが、それでも実際の運営管理というモノは、それなりに難しいのです。

中には【確かに簡単】とうい物も有りますが、そう言ったCMSに限ってデザイン性が乏しく、また任意に変更出来る箇所が少ないなどの不満が出ます。

つまり、操作や管理が簡単であるCMSは変更出来る自由度が低い。 と言う事になります。
もちろん例外のCMSも有りますが、それは稀な物です。

基本的に変更の自由度が高ければ高いほど、管理側の負担は増えます。
それは、自由度が高いと言う事は変更箇所が多いと言う事です。変更箇所が増えれば管理は複雑にならざるを得ません。

ようするに……

簡単に出来る都合のよいCMSは無い

と言う事です。

もちろんサイトそのモノのデザイン性を犠牲にすれば別ですが、基本的に簡単に出来るCMSは【それなり】の性能しかないと言う事です。





2012年11月7日水曜日

メールを貯め込まない技? 今さら……第47回


今さら聞けないネットのあれこれ。
「不要メールを貯めない技」
についてお話します。


重要度:★★★
難易度:★



なんだか、すごい技?のような事ですが……
何の事はありません、Thunderbird での、ちょっとした設定についてのお話です。

毎日受信される、メールマガジンやスパムメール。
フィルター機能を使って、ゴミ箱や自動削除する設定にしている方もいるかと思います。

しかし、全てのメールをゴミ箱や自動削除する訳ではありません。
そうした、メールはどうしてますか?

読んですぐ削除。 と言うのがある意味理想なのですが、それが意外と面倒……
そして、気が付くとメールフォルダーの中がいっぱいに……

なんてことは、ありませんか?

Thunderbirdを使っていれば、ちょっとした設定で
貯まった古いメールを自動的に削除してくれます。

設定方法はいたって簡単。

左にある、ナビゲーションフォルダーから、設定したいフォルダーを選び、右クリックでプロパティを表示します。
上部タブの【保管ポリシー】を開いて、送信日時から~の項目にチェックを入れて、OKボタンで設定完了です。

簡単でしょ。
残したいメールはスターを付けておけば設定日時を過ぎても削除される事はありません。


デフォルトでは、【メッセージを自動削除しない】に設定されています。

保存しておきたいメールをいちいち【保存フォルダー】に移動する事も無く、意外と便利です。

アカウント(メールアドレス)毎の設定ではなく、フォルダー毎の設定なのでかなり自由度は高いです。
上手く設定すれば、溜まったメールの削除と言う、面倒な事から解放されますよ。