2012年6月20日水曜日

サポートセンターの活用 今さら……第28回


サポートセンターの活用 今さら……第28回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「 サポートセンター の活用方法」
についてお話します。

重要度:★★
難易度:★


サポートセンターへ直接電話で問い合わせたことはありますか?

私のような日々パソコンやインターネットに触れている者でも、何かトラブルがあった時に、最終的に頼るのはサポートセンターになります。

サポートセンターというと、その名前から何かトラブルがあった時に利用するものと思われがちですが、実際にはトラブルだけではなく、製品もしくはサービスに対する疑問などに対する直接的な窓口でもあります。

インターネットの検索を使えば、ある程度の情報は得られますが、その情報が必ずしも求めている回答であるとは限らない場合があります。また、そういった情報が検索にない場合は、求める情報にたどり着けない場合もあります。

例えば、ある商品を購入したい場合、その商品に対するレビューやブログなどで、ある程度の情報を得ることはできますが、そういった情報は意外と一般的なもので、自分がほしいと思っている情報が必ずしもあるわけではありません。そういった場合に直接サポートセンターへ問い合わせると、探していた情報が簡単にわかることがあります。

つまり、購入した商品や会員サポートだけではなく、これから購入する商品あるいは加入しようとするサービスに対しての疑問点を短時間で明確にすることができます。

もちろん、時間的に余裕があり、質問事項が明確な場合はメールでの問い合わせでも、問題ありませんが、直接電話で問い合わせる理由の一つにサポート対応の確認があります。要するに、問い合わせた時の担当者の対応の善し悪しや、満足できる回答内容が得られるか?などの確認になります。

まぁ、一般論ですがサポート体制がしっかりした企業はやはり信頼できますし、そういった企業の商品であれば不思議と安心できます。

最近はネットでの商品購入やサービス利用はごく当たり前になっています。またブログやSNSなどで商品情報やサービスの内容といったことを確認することが簡単にできますが、いろいろな情報があるために逆に情報に振り回されてしまう場合もあります。
多くの情報から自分でその情報が正しいかどうかの判断を常に選択しなければなりません。

SNSやブログ上に書いてあることは、あくまで他人が書いた内容なので自分が感じていることと違う場合があります。そうした場合最後は人と人とのコミュニケーションによって自らが判断を下す場面が必ずと言っていいほどあるかと思います。

その場合にサポートセンターが最終的な判断基準になります。
やはり自分の耳で聞いた情報は信頼にあたります。

商品やサービス利用に当たりSNSやブロ等での確認だけではなく、積極的にサポートへ問い合わせをすることで多くの疑問が短時間で解消されますので、不安があるのであればまずサポートへの問い合わせをお勧めします。


2012年6月19日火曜日

音声認識ソフトについてのその後 今さら……第27回


音声認識ソフトについてのその後 今さら……第27回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「音声認識ソフトの実力は?」
についてお話します。

重要度:★
難易度:★★


音声認識ソフトについて
Windowsに標準で入っている※1音声認識ソフトを使ってみた感想など。

以前のブログに書いた音声認識ソフトを使ってみましたが、正直な話まだあまり使い勝手がいいとは言い切れません。

実際この文章も音声認識ソフトの入力で書いていますが、一般的な形容詞や動詞などのある程度言葉が予測されるものについては意外と入力は簡単ですが、日本語の場合、同音異語の言葉が非常に多いので文字変換に問題が生じる場合が、かなり多いです。

例えば政策制作は、どちらも発音としては同じ「せいさく」です。

マイクロソフトは文節の流れを読み、文字を予測する技術を取り入れているらしいですが、実際の音声認識ではどちらも同じ処理をされるので、「せいさく」と単体で発音するのではなく、ある程度の長さの分節として、言葉を入力する方法が最も早く確実に入力ができます。


意外かもしれないですが実際に単語毎に区切る入力より、ある程度長い分節の方が認識精度が高いです。

これは、音声認識ソフトを使用するにあたり、ある程度の量のテキストを読みあげる「トレーニング」を行い、そのデータをプロファイルとして、保存するため比較的高い確率で音声認識をしてくれます。

また、発音に関しては、それなりに高いレベルを要求されます。
アナウンサーとまではいかないですが、最初はそれなりにきちんとした発音を心がけた方がいいです。

これはキーボード入力でも同じですが、正確な打ちこみをしないと、正しい変換をしてくれない様に、発音も初期のころは、正しい発音を心がけた方がよいようです。

例えば、「文章」という単語は【ぶんしょう】(最後のに注意)と発音しないを認識してくれません。
話言葉だと、どうしても【ぶんしょ~】【ぶんしょ】【ぶんしょお】となる場合が多いですね。
これらの、発音では絶対に変換しないと言う事ではなく、変換の確立は、かなり探します。

また、ある程度同じ言葉を繰り返して、入力するとそのうちに【ぶんしょ】でも、変換するようにはなります。使えば使うほど、認識精度が高くなり、同時に個人が持っている、発音や文章構成の癖を読み取り、変換効率が上がります。

最初のころは音声入力とキーボード入力を同時に行いつつ(変換ミスの箇所をキーボードで修正)、文章制作を行うことで、キーボードからの入力はかなり減らすことができます。

ただし、現在この音声認識プログラムに対応しているのは、MSWordとInternet Explorerのみなので、使用する場面は意外と少ないかもしれません。

市販の音声認識ソフトは、他のアプリケーションとの連動が可能で、しかも変換効率は、かなり高いです。ただ、マーケットとして、まだニッチな分野なので価格も10000~20000円と機能の割には高い設定になっているように思います。

まぁ、スマートフォンでの音声入力がかなり高い精度で出来るようになっているので、この技術がPCに降りてくれば、ソフトの価格も下がるかもしれませんが。






※1.正確には、追加プログラムをインストールする必要がある場合があります。


2012年6月15日金曜日

デジタル製品の修理 今さら……第26回


デジタル製品の修理 今さら……第26回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「修理に出してみては?」
についてお話します。

重要度:★★
難易度:★


ご用心!―「新MacBook Proは事実上修理不可能」とiFixit
http://jp.techcrunch.com/archives/20120613ifixit-tears-down-the-macbook-pro-with-retina-display-deems-it-nearly-impossible-to-repair/


この記事では、新型MacBook Proは修理不能。と言っていますが、Appleストアーのジーニアス達は、iPod等の比較的小型の商品ついては、以前から修理ではなく、交換をしていました。

今回の記事もその構造から、修理は不可能?
と言う判断をしている訳ですが、この記事を読んで少し気になったので、調べてみました。

何を調べたか、と言いますと。
最近のデジタル家電の修理について。

ここ数年、デジタル家電は販売価格も下がって、かなり安くなっていますよね。
特に顕著なのは、デジカメとプリンター。

この二つは、安いものだと数千円で購入できます。
もうこうなると、修理するより、買った方が安い商品があります。
普通は「どうせだから、買いかえよう」となりますよね。

でも、ちょっと待ってください。
まずは、メーカーの修理ページをよく確認してください。

今の修理方法は、基本的に【定額修理】という方式で、大体どのメーカーでも2~3種類の定額で修理を受けます。
大体7000~20000円の範囲内で修理金額が設定されています。

10000円以下の安いデジカメを買った場合などは、修理費用が高くなってしまうので、修理に出せませんが、30000円程度の中級機種ならば、修理を検討した方がよい場合があります。

また、デジカメ程度の大きさの商品の場合、送料無料(メーカー持ち)と言う場合があるので、各メーカーのホームページを確認してください。

それと、極まれにですが修理を依頼すると、わらしべ長者的な事が起きる場合があります。
これは、おそらくデジカメの様な小型商品に限った事だと思いますが、その時のお話を少々。

これには必須事項があります。それは、
メーカーのサービスセンターに直接修理を出す
と言う事です。
販売店経由や宅配等の郵送ではなく、出来ればメーカーのサービスセンターへ直接出してください。

つまり、通常の修理依頼の場合は、修理不能商品(型が古くて修理できない等)の場合、修理できませんでした。と言って終わりなのですが、これがサービスセンター直接だと、事情が少々変ります。

もちろん、修理依頼時点で、これは修理できませんと言われてしまえば、それまでですが、修理できるか不明ですが、お預かりします。
となった場合、最悪修理が出来ない場合でも、対応が違う場合があります。

どう違うのか。
私の場合は、「10000円で修理出来ます」と聞いたので、修理を依頼しました。しかし後日連絡があり、「型が古くて修理不能です」との連絡が……しかし、修理できるとお伝えした手前、宜しければこの壊れたカメラ30000円で引き取らせて頂きます。と申して出来ました。

この壊れたカメラ、実は有名光学メーカーのデジカメでしたが、その光学メーカーがデジカメ事業から撤退して、カメラ部門を有名家電メーカーに合併させたメーカです。
つまり、製品は光学メーカーのものだけど、修理は家電メーカーのサポートという事になっていました。そのデジカメ自体も購入当時の金額は60000円程度する、当時としては高級機種だった事が、この結果になった可能性もありますが。

しかし、完全に壊れたカメラが30000円に化けるとは。
修理に出してみるモノですね。

似たような話で、私の友人は、サポートの窓口で「修理に日にちが掛かりそうなので、もしよければ、こちらの型落ち新品と10000円で交換しませんか?」
との申し出があったそうです。型落ち新品ですが、その彼のカメラから見れば、後継機ですから、その場で交換してもらったそうです。

これ本当の話で、どちらも国内の一流デジカメメーカーです。

今回の話は少し特殊な状況ではありますが、メーカーのサポートを利用するメリットがある。
と言う事を教えてくれます。

新しい機材を買う事は簡単ですが、一度メーカーサービスに持っていく。あるいはサポートに連絡(メールではなく電話がイイです)をとってみる事も悪くないと思いますよ。




2012年6月13日水曜日

AppleはGoogleにケンカを売ったのか? 今さら……第25回


AppleはGoogleにケンカを売ったのか? 今さら……第25回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「ネットMap」
についてお話します。

重要度:★★
難易度:★★


WWDC2012※1関連のニュースで、AppleとGoogleの関係が取り上げられていますが、特に「Maps」にまつわる事では、まるでAppleがGoogleにケンカを売ったような騒ぎに……

元々Appleは地図事業に関して、独自システムの構築を進めていたのですから、極普通の事。
ただ、モバイル版Google Mapsのトラフィックの半分はiOSデバイスからのという事で、まるでユーザーを横取りしたかの様うに報道されているのは、いかがなものかと(読み物としては面白いですが)

ユーザうんぬんはイイとしてですね、今回の「Maps」関連の機能は、何時になったら外国に対応するのでしょうかね。

とても魅力的なコンテンツだとは、思いますが米国内しか対応していない現状では、正直な話、あまり魅力を感じないのですが……

導入が比較的簡単だと思われるのが、リアルタイム渋滞表示の「Traffic View」ですが、これはiPhoneユーザーの動きをGPSで捉えて表示させるシステム。

これなら、確かにすぐに海外でも導入可能でしょうが、今回の目玉ともいえる、「Flyover」はどうなの?
立体鳥瞰3Dマップとでも言えばいいでしょうか。
確かにデモムービーを見ましたが、すごいですよ。
綺麗だしなんとなく、ドキドキしますね。

でも、これ地図ソフトとしては??
地面から離れられない人類にとって、ツアービュアー的な使い方以外に何かあるかな?
しかも、これ外国で制作するためには、それなりに時間がかかりそうなのですが。

では、Googleサイドはどうなのか?
世界地図を持っているGoogleはストリートビューを更に発展させて、建物の中へ侵入しています。
Google Art Projectとして、世界の美術館にカメラを持ち込んで、ストリートビューの延長線として美術館内部の散策と高画質の作品を楽しむ事が出来ます。
日本からも6つの美術館が参加しています。

Google Art Project
http://www.googleartproject.com/ja/

これと、同様の方法で、現在ショッピングモール内の撮影も行なっており、こちらはECサイトと直結した、まさにヴァーチャルショッピングモールを制作中です。

このように、Googleは独自路線で自らが持っているテクノロジーを有効利用して、新しい地図コンテンツを開発しています。

Appleは地図をよりアミューズメント色の強い方向へ。
Googleはより実用的な方向へ

それぞれ向かっています。
素人が観てもその方向性は明らかに違います。しかもGoogleの配信はキャリアやOSを選びません。むしろAppleの方がやっきになって、ユーザーの囲い込みをしている印象が拭えないと感じるのは、私だけなのでしょうかね?




WWDC2012
Worldwide Developer Conference 2012の略称
毎年カリフォルニアにおいて開催されるApple主催のデベロッパー向けイベント。



Twitter or Facebook? 今さら……第24回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「TwitterとFacebook さぁどっち?」
についてお話します。

重要度:★
難易度:★


TwitterとFacebook、活用してるのはどっち?


正直な話、このれだけの母数でTwitterの勝ち?
とは言えませんが、コメント内容を見ると、日本でのSNSと言いますか、ネットの使い方の基本的な考え方の様なものが見えてきますね。

日本では、インターネット初期にパソコン通信として、流行したネットフォーラムがSNSの原型ですが、その時にハンドルネームとして使っていた名前が既に本名ではなく、ネット上の名前として定着しました。

つまり、多くの人はその当時から、ネットでは匿名での交流が当たり前のようになっていました。そこへ2005年個人情報保護法の施行により、ネット上での個人情報を隠蔽?するかのごとく、自分の素性を明かすことなく、発言(書き込み)を行うことが当たり前とされてきました。

特に、2ちゃんねるやmixiの普及により個人情報を明かすことが、タブーであると言う雰囲気が、その状況を加速させます。

Twitterは、2ちゃんねるやmixi同様、個人の特定は出来ません。
その上手軽に利用でき、日本人にとっては使いやすいツールとして、ヒットします。

とまぁ、いかにもな事をましたが、本来この問題はTwitterとFacebookを比べること自体が間違っているのではと思います。

発言数が少ないですが、それぞれの利用者の発言は、TwitterとFacebookの利用本質を端的に語っているように思います。

各種メディアに取り上げられて話題にはなっていますが、Facebookの複雑なネットワーク構造は、簡単に理解できるとは言いがたいですし、何より個人名での利用というハードルの高さが、利用の歯止めとなっているかと思います。

今まで匿名で利用していたネットを突然個人の特定が可能な環境で利用することへの抵抗感は、否めないでしょうね。これは日本人だからと言う訳ではないですが、特に最近の利用者動向を見ると、【責任の所在】が重要になっているような気がします。

誰しも、匿名で言いたいことを言って、その発言に対して、匿名をいいことに責任も取らない…… これは楽でいいですよね。

Facebookはその全く逆なことをやっているのですから、敬遠されても仕方がないのかも知れませんが。

まぁ、匿名で責任の無い発言は気楽でよいのですが、発言に責任が無いということは、情報としての価値は低いものにならざるを得ません。

つまり、Twitterとはまさに【つぶやき】でその発せられる内容に関しては、殆ど価値が無いと言ってもよいのでは?と思ってしましいます。

情報拡散(情報収集)の速さを利用理由にしている方も多いようですが、その内容がはたして真実なのか?という意味において、発言責任を負わない人が発した言葉をどこまで信用してよいのか?と疑問符がついて回ります。

そして、ほとんどの人が、ネットでは匿名が可能だと思っているようですが、真の意味での匿名など、ネット上には存在しないということを理解していないのです。

たとえ偽名を使ってネットを利用しても、何らかの痕跡は残ってしまいます。
PCであろうがモバイルであろうが、ネットワークに接続した時点で、匿名はありえないということをよく理解し、その上で自分の情報をどう管理してゆくか?という問題を考え、サービスを利用することが重要です。

それを踏まえて、TwitterかそれともFacebookか?
という問題に向き合うと、今の日本に於けるSNSの利用の仕方も少し変わってくるのでは?と思います。


2012年6月11日月曜日

スマートフォンとPCの連携。 今さら……第23回


スマートフォンとPCの連携。 今さら……第23

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
Google Chromeの活用方法」
についてお話します。

重要度:★★
難易度:★★


スマートフォンやタブレットの普及によって、出先でのビジネス書類の確認や、簡単な修正を行うことが増える傾向にあると思いますが、MSWord等の書類の場合、スマートフォンでの確認や修正ができない場合などがあると思います。そんな時に役立つツールとしてGoogle Chromeを上手く活用しましょう。

Google ChromeGoogleのアカウントを持っていれば、ブラウザー上での情報の共有が可能です。

情報の共有とは、アカウントのログイン情報をもとに、複数のPCやスマートフォン・携帯上で、同一設定のブラウザーが利用できる事です。つまり、使用する環境を問わず、Chromeにログインすれば、同じ環境でChromeを利用する事が可能。だという事です。

例えば、仕事場のPCと自宅のPCで同じ環境を共有することがでたり、携帯・スマートフォンでも、Chromeにログインすれば、同じブックマーク・閲覧履歴が利用できます。
(ただし携帯電話では、一部の機能に制限があります)

またChromeを使って、PCで制作した書類をGoogleドキュメントに保存しておき、外出先にて
スマートフォンで書類の内容を確認することもできます。

特にGoogleドキュメントを使用すると、 Microsoft Officeで制作した書類はOfficeのアプリケーションがPCにインストールされてなくとも、サーバー上で書類の確認ができるので、アプリケーションの必要がありません、つまり、アプリケーションの入っていないスマートフォン上での確認も可能になります。

これをビジネスに活用しない手は、ありません。

特にAndroid端末の場合は標準でGoogle Chromeがインストールされていますので、より早く確実に操作が行へます。

現在、Android端末向けのGoogleドキュメントアプリが配布されています。
また現在iPhone向けのアプリも開発中とのことなので、より、PC→スマートフォンとの連携は強化されて行くでしょう。

数年後には、PCとスマートフォンが、シームレスに繋がるようになることは、今後の展開として、間違いないことでしょう。




2012年6月8日金曜日

音声認識ソフトについて 今さら……第22回


音声認識ソフトについて 今さら……第22回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「音声認識ソフト」
についてお話します。

重要度:★
難易度:★

iPhoneに入っているSiriや、googleの検索でも音声認識ソフトが使えたりと、スマートフォンに向かって結構しゃべっています。

これがかなり正確に認識してくれるので、出先で検索をするときなどは、もっぱら音声認識での検索です。

スマートフォンは確かにいいのですが、ではPC用はどうなのかと思い探してみました。

昔、何かの仕事をした時に、音声入力関係で使った記憶があったので、ネット検索すると。

Windows XPの場合MSOffice2003以降のバージョンがインストールされていれば、新たにソフトをインストールする必要もない事が解りました。また、Windows Vista 以降は標準搭載。

なんと、Windows Vista以降のOSには、標準搭載されているようですね。

その他にも無料で手に入る、音声認識ソフトは複数あるので、色々と試してみたいと思います。

と言うのも、このブログを書くために、大体毎日30分~1時間拘束されるのは、少々……

な、もので音声認識ならば、入力も速いかな?
などと怠惰な邪推をしているところです。

でも、実際問題、スマホで音声認識アプリはかなり出回っていて、私自身、ちょっとしたメモ代わりに使用しています。

PCでも同様のソフトがあってもいいような気がしますが、どうでしょうかね?

画面タッチの次は、やはり音声認識でのコントロールだと思いませんか?

と言う事で、今後定期的に、音声認識ソフトのレポートをしていきたいと思っています。

2012年6月7日木曜日

Androidタブレットの行方 今さら……第21回


Androidタブレットの行方 今さら……第21回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「iPad・Kindle Fireから見るタブレットの未来?」
についてお話します。

重要度:★★
難易度:★


少し古いですが、面白い記事を見つけたので、その記事に関して私なりの解釈と妄想など。

「iPad」や「Kindle Fire」を超えるタブレットが登場しない理由


基本的に、Androidに言及した記事ですが、Androidタブレットが普及しない理由として、製造メーカーの勘違いによるものとしています。

パソコンと同じ様に、ハイスペックマシンを出せば、売れると思っているメーカーに問題があると。

確かに、それは間違いない事実でしょうが、どうも私はAndroidタブレットの中途半端な位置づけが原因の様な気がします。

実際問題として、作っているメーカーが目指しているところが、「ポストノートパソコン」と言う考え方だと言うところにあるのでは?と思います。

iPadやKindle Fireが何故あれだけ売れたのか?
どちらのタブレットも、「情報端末」の域を出ていないからではないかと思います。

つまり、両方とも明確なポジショニングがされているわけです。

米国の民間調査機関によれば、Androidタブレットの出荷数は、今年のうちにiPadやKindle Fireを上回るであろう事が予測されていますが、購入者はどういった目的で、Androidタブレットを購入するのでしょうか?

持ち歩きしやすいノートパソコンの代わり?でしょうか。
出先で簡単な書類の確認や、簡易な修正等であれば、高性能な機器は必要ありません。

Googleドライブを使用すれば、MSOfficeの書類は簡単に編集が可能ですから、大きなストレージも必要ないし、ソフトのインストールもいらない。

そんな機材に必要なマシンスペックは、どの程度のモノなのでしょうか?
ハイスペックなマシンが必要でしょうか?

もちろんバリバリ仕事をこなすヘビーユーザーは存在しますが、どれだけの人達がヘビーユーザーなのか?

そもそも、Androidを提供しているのはGoogleなのですから、Googleのサービスをストレス無く利用できるスペックがあれば、それで問題ないはずです。

先ほどの記事にも書いてありますが、最終的にマシンスペックではなく、提供サービスによる顧客の囲い込みに尽きるのではと、私も思います。

最低限のスペックで、商品価格を抑え、提供されるサービスで顧客を囲い込む……
まさにiPadやKindleがやってきた手法です。

AndroidにはGoogleが提供するサービスがありますから、同様な事が可能なはずなのに……

現在のAndroidタブレットには、そういったサービスが非常に判りにくいと言うより、スペックしか謳わない製造メーカーの販売戦略そのものが間違っているように思えてなりません。

このことに気づいて、販売戦略を変えたメーカーが出てくれば、少しはタブレットの世界も変わるでしょうかね?

いずれにしても、
明確な使用目的が示されない、パソコンの様な商品。
では購入者に対する明確な訴求力が低いので、伸び悩むことは目に見えているはずなのですがね。





2012年6月6日水曜日

ちょっとまとめ 今さら……第20回


本日はお休み(笑 今さら……第20回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今日は、お休みします。

ちょっとネタ不足ぎみ。

書きたい事は色々とあるのですが、上手くまとまらない。

着地点の見えない文章をダラダラと書いても仕方がないので、思い切ってお休みします。

でも、これだけでは面白くないので、今までの掲載分のリストを。


ドメインとWEBサーバー 今さら……第1回
ドメインとWEBサーバーその2 今さら……第2回
意外と知らないドメインの契約とWEBサーバーの関係について。


良いWEBサーバーって? 今さら……第3回
良いWEBサーバーって?その2 今さら……第4回
レンタルサーバー選びのポイントをまとめてみました。


クラウドってナニ? 今さら……第5回
言葉ばかりが先行している感じのする「クラウド」について。


ビジネスに使えるクラウドサービス 今さら……第6回
ビジネスシーンで使える無料のクラウドサービスをいくつかご紹介しています。


古いブラウザーは変えましょう 今さら……第7回
今お使いのブラウザーは何ですか?古いブラウザー本当の意味でWEBサービスを享受できませんよ。


CSS3はすごい? 今さら……第8回
CSS3があれば、画像での表現は不要?


Googleドライブ 今さら……第9回
クラウドサービスの本丸。Googleドライブを使ってみました。


スマートフォン選びのポイント? 今さら……第10回
iPhone?Android?そてとも……


日食でずいぶん壊れた様です 今さら……第11回
デジカメやビデオは強い光に弱いんです。


Facebookは最近……今さら……第12回
完全に独り言です。


Pinterest(ピンタレスト)って何? 今さら……第13回
Pinterestが女性にうける理由。


Pinterestを使ってみた 今さら……第14回
Pinterestを実際に使ってみた感想など。


スマホアプリ開発は儲からない 今さら……第15回
個人でのスマホアプリ開発はもうからない?とういアンケート結果が。


国内での電子書籍の行方…… 今さら……第16回
電子書籍、読んでいますか?

Cover Designerを使ってみた 今さら……第17回
Facebookのタイムラインカバー画像制作専用のWEBアプリです。


新卒採用にFacebook 今さら……第18回
企業も新卒採用にFacebookを活用しています。


Outlookユーザーはご注意ください 今さら……第19回
Outlookの添付ファイルに関するトラブルなど。






2012年6月5日火曜日

Outlookユーザーはご注意ください 今さら……第19回


今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は
「Outlookの添付ファイル」
についてお話します。

重要度:★★★★★
難易度:★★



先日、実に久しぶりにメールのトラブルに遭遇したので、その事について今日はお話しします。

どんなトラブルかと言いますと。
メールに添付されていたファイルが開けない……

と言うモノ。

添付ファイル名が winmail.dat となっています。

ファイル名を確認した瞬間。
ひさしぶりの添付ファイルだなぁ。
と感慨深げ?に眺めていました。

ここ数年はメーラーソフトに「thunderbird」を使うユーザーが増えているので、今回のようなトラブルを回避するためにも、Outlookユーザーの方には知っておいて頂きたい内容です。

実はこの添付ファイル、「Outlook」でならば、簡単に開く事が出来るのですが、その他のメールソフトを使用していると、開く事が出来ません。

そもそも、この添付ファイル winmail.dat とは何なのか?

このファイルは、実は元々は全く別の添付ファイルなのです。
特定の条件下でOutlookを使用してメールを送信すると、発生してしまう、いわばバグなのです。
詳細については、各自で調べていただければ、すぐにわかるかと思いますが、主な原因としてOutlookを使用して、HTMLメール※1を送信すると、添付ファイルが無い状態でも、winmail.datという添付ファイルを勝手に制作して、添付ファイルとして送信します。

この様な事にならないためには、どうしたらよいか?
下記ようにOutlookの設定を変更すれば、回避が可能です。


Outlookのメニュー
[ツール][オプション][メール形式]「このメッセージ形式で作成する」 の中から
「テキスト形式」 を選びます。

しかしこれでもまだwinmail.datファイルが添付されてしまう場合もありますので、その場合はアドレス帳を開いて、個別のメールアドレスを選択してプロパティの[SMTP アドレス][この受信者には Microsoft Outlook リッチテキスト形式で送信する] にチェックが入っていないかどうかを確認します。
上記の設定をしておけば、HTMLメールで送信されたものでなければ、winmail.datに変わることはまず無いようです。

もし、受け取った添付ファイルがwinmail.datだった場合、最も簡単な閲覧方法は、GmailもしくはYahoomailに転送することで、winmail.datの内容を見ることができます。

また「Winmail.Opener」と言うフリーソフトがあるので、それを使う方法もあります。

いずれにしても、このwinmail.datについては、MS側でも手を焼いている問題で、今回のように添付ファイルが化けるだけでなく、最悪の場合添付ファイルそのものが消えることもあります。

Outlookを使っている方で、メールを送った先方から、添付ファイルがwinmail.datで開けないと言われたり、添付ファイルが無いと言われた時は、「送りました」ではなく、上記の設定を行って、相手に再送信してください。送信側には問題が無くても、受け手側では、違う表示がされていることがあるという事を覚えておいてください。




Outlookの使用をやめて、別のメーラーを使うと言う選択肢もありますけどね。




HTMLメール※1
文字通りHTMLの表示機能を利用したメール。
文字だけではなく、画像も送れて、簡単なレイアウトまで可能という一見すると便利そうな機能ですが、ウィルス送信等に良く用いられるために、注意が必要です。

また、メール本文中に、ボールド(太字)やイタリック(斜体)等を使ったり、文字色を変えただけで、そのメールはHTMLメールとみなされますので、ご注意ください。